世界初の出来たてチョコ、京都駅に専門店

2018.10.10 12:00

「スラウェシ島のカカオの魅力はフルーティな酸味を楽しめる」と吉野さん

(写真5枚)

京都の人気チョコレート専門店「ダリケー」(本店:京都市北区)が、新ブランド「ジ・オブローマ990 by Dari K」を京都駅構内に10月11日オープン。その場で、カカオ豆を挽いて作った、出来たてのチョコレートを世界で初めて提供する。

「ダリケー」は京都の紫竹に本店を構え、インドネシア・スラウェシ島の生産者と一丸となって、カカオの魅力を最大限に活かしたブランド。トリュフやアイスなどが人気のほか、京都の老舗和菓子店やホテルと商品をコラボするなど、ひくてあまたな存在だ。

今回のお店で主役となるのは、出来たてのチョコレートを楽しめるマシン「ジ・オブローマ990」。電機メーカー「シャープ」とともに共同開発したもので、通常ならカカオ豆からチョコレートを作るのに約72時間かかるところ、目の前でカカオペーストを抽出するという。

「出来たて生チョコタルト」はトロリとした食感で、じっくり味わいたい濃厚なひと品
「出来たて生チョコタルト」はトロリとした食感で、じっくり味わいたい濃厚なひと品

「昔に比べて、挽き立てのコーヒーを楽しめる店舗が増えて、その香りの豊かさなどの魅力を知る人が増えました。でも、チョコレートはそうはいかない。そこで、出来たてのおいしさを味わってもらうために構想から3年かけて実現しました」と代表取締役の吉野慶一さん。

抽出したカカオペーストは、店内の厨房で即加工してチョコレートに。濃厚で風味豊かな「カカオプレッソ」(300円)、タルト生地の上にトロリとのせた「出来たて生チョコタルト」(350円)、店舗で焼き上げた「焼きたてガトーショコラ」(250円)として楽しむことができる。

手前が「焼きたてガトーショコラ」、奧が「カカオプレッソ」。どちらも風味は濃厚なのに、後口は爽やか
手前が「焼きたてガトーショコラ」、奧が「カカオプレッソ」。どちらも風味は濃厚なのに、後口は爽やか

「チョコレートは世界で楽しんでもらえるスイーツ。京都駅を利用するいろんな方に味わってほしい。ここから世界に発信できれば」と語り、もうすでに海外でのイベント出店も決まっているそう。場所は10月11日にオープンするJR京都駅西口2階南北自由通路の「京名菓・名彩処・亰」内の一角。営業時間は午前8時半から午後9時まで。

「ジ・オブローマ990 by Dari K」

2018年10月11日(木)オープン
住所:京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町
営業:8:30~21:00

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