ライブ感UP、ホテルに割烹カウンター

2018.6.25 13:00

大きく取られた窓の向こうには、彩りよく咲き誇るアジサイの花が、鮮やかに目に映る

(写真9枚)

「ウェスティンホテル大阪」(大阪市北区)の日本料理「はなの」が、開業以来25年ぶりに全面改装し、料理人の技を目の前で楽しめる割烹カウンターを6月23日より新設した。

日本料理「はなの」は、会席、寿司、天ぷら、鉄板焼の各コーナーにそれぞれ専門の料理人を配置した、同ホテルのメインダイニング。今回の改装で、会席フロアにもカウンターが作られ、食事を楽しめるほか、月に1回、料理長・弓木野賢二さんによる料理講座もカウンターで実演される(要予約・昼食付き7000円)。

昆布の違いを解説、血合いのないマグロ節を使って、基本の出しの取り方を実演する弓木野料理長

「外国人客や若い方にも、気軽に日本料理を楽しんでいただければ、という思いで料理人との会話も楽しめる大阪ならではの割烹スタイルに改装し、和食のカウンターを増設しました」と料飲部部長の永原裕士さん。「家族の慶事などで3世代利用も増えたため、個室を増やしたり、子どもや赤ちゃんが座りやすいよう壁側はベンチシートにするなど、若い世代にも使い勝手のいいように工夫しました」とも。今回の改装により、新たに30代前後の女性客をランチタイムに取り込みたいともくろむ。予算はランチ4500円から(割烹カウンターは7500円から)。

実演で作った卵豆腐と脂ののったハモ、三つ葉のお椀は料理講座のランチで供される

ウェスティンホテル大阪・日本料理「はなの」

2018年6月23日(土)オープン
住所:大阪市北区大淀中1-1-20
営業:11:30〜15:00、17:30〜22:00
席数:会席テーブル28席、割烹カウンター7席、寿司カウンター8席、天ぷらカウンター8席、鉄板焼カウンター17席、個室6室58席
電話:050-3188−0312

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