ＪＲ新神戸・三宮各駅と神戸空港をダイレクトに結ぶ着座式のシャトルバス便「新神戸駅・三宮駅～神戸空港」が４月１日から運行スタート。ラッシュ時の混雑解消と航空旅客の空港アクセスがより便利で楽になる。

今回のシャトルバスは、新神戸・三宮をダイレクトに結ぶ便に加え、これまでのバスルートに神戸空港を追加した路線バス「神戸駅～ポートアイランド～神戸空港」も新設した。

これまで、三宮と神戸空港間のメイン交通機関は「ポートライナー」だったが、平日のラッシュ時は利用者が多く、大きな荷物を持って移動する旅行客にとって乗車時や乗り換え時など負担が大きいのが課題だった。

今回、神戸市の働きかけに名乗りを上げたのが「神姫バス」。シャトルバス便を利用すれば旅行客は大きな荷物はトランクにあずけて、ゆったりとシートに座って神戸空港、三宮、新神戸間の移動が楽にできる。また、これにより乗り継ぎも不要となる。

シャトルバス便は往路が午前６時～８時台の１日４便、復路は午後５時から９時台までの５便で合計９便。運賃はいずれも３３０円（子ども１７０円）。

取材・文・写真／岡田由佳子