奥菜恵、ウェディング姿を舞台で披露

2017.2.11 12:00

奥菜の出演は、「新婦の設定年齢(33才)に近く、劇団鹿殺しの作品を知ってくれているから」(劇団関係者)と白羽の矢が立った

(写真4枚)

女優・奥菜恵が新婦役を演じる舞台『親愛ならざる人へ』が3月、東京と大阪で上演。2月に大阪を訪れた奥菜が、2年ぶりとなる舞台への意気込みを話した。

本作は、幸せ最高潮のはずの新婦が、披露宴で新郎や親族、参列者らと大騒動を繰り広げるコメディ。奥菜は「はじめから最後までこんなに笑ったことがあったかなというくらい、ゲラゲラ笑いながら読みました」と、台本の面白さに惚れて出演を決めたという。「(新婦は)本来なら心に秘めているはずの思いも言葉に出ていて、ときには毒づいていたり・・・。この役をやるには自分を捨てて、振り切って、捨て身でやる覚悟です」と体当たりでウェディングドレス姿の花嫁を演じる。

結婚式前夜の1幕、両親への感謝の気持ちがわいてこず無理やり手紙をしたためる新婦の葛藤を、本音をさらけ出して演じるという奥菜
結婚式前夜の1幕、両親への感謝の気持ちがわいてこず無理やり手紙をしたためる新婦の葛藤を、本音をさらけ出して演じるという奥菜

「女性なら、いろんな部分で共感できるんじゃないかと思います。本音とか建前とかもすっ飛ばして、披露宴が無茶苦茶になるくらい、潔いくらいに気持ちいい流れ」と舞台はテンポよい笑いを展開。また、舞台後半の披露宴のシーンでは、観客も参列者の一人として参加するといい、奥菜は「舞台の魅力は、お客さまと1つの空間・時間を共有できることにつきる。観てる人にスカッとした気持ちで帰っていただける舞台になれば」と主演舞台に期待を寄せる。大阪公演は3月17日〜20日まで、「ABCホール」(大阪市福島区)にて。チケットは一般4900円ほか、各プレイガイドで発売中。

『親愛ならざる人へ』

作・演出:丸尾丸一郎
出演:奥菜恵、佐伯大地、オレノグラフィティ、鷺沼恵美子、椙山さと美、木村さそり、矢尻真温、浅野康之、丸尾丸一郎、久世星佳、ほか
日程:2017年3月17日(金)〜20日(祝・月)
会場:ABCホール(大阪市福島区福島1-1-30)
料金:一般4900円、ヤング券3500円(全席指定/未就学児入場不可)
電話:03-6265-8518(オフィス鹿)

  • LINE
  • お気に入り

関連記事関連記事

あなたにオススメあなたにオススメ

コラボPR

合わせて読みたい合わせて読みたい

関連記事関連記事

コラム

ピックアップ

エルマガジン社の本