変態仮面でヒロイン役、清水富美加「女としては0点だって」

あんど慶周の伝説的コミックを実写化した映画『HK/変態仮面』(2013年)。わずか12館(!)の小規模公開ながら、口コミから人気が広がり、最終的には動員数13万人、興行収入2億円というスマッシュヒットを記録。そんな怪作の続編となる、『HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス』がいよいよ公開される。
主演は前作同様、今や超売れっ子俳優の鈴木亮平。監督はもちろん、福田雄一だ。そんな新作について、第1弾に続きヒロイン・姫野愛子を演じる、女優・清水富美加を直撃した。
写真/木村正史
「なんですかね、この一致団結感(笑)」(清水富美加)
──福田監督自身、「まさかの大ヒットで、まさかの第2弾」という映画『HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス』がまもなく公開されます。清水さんは前作に続き、ヒロイン・姫野愛子を演じたわけですが。
第1弾が終わったあとに、この映画の面白さとか何も分かってなかったという不完全燃焼感があったんです。あぁ、もう呼ばれないだろうなと思ってて。だから第2弾に呼んでいただけたとき、すごくうれしくて。この3年の間に、私の知らないところで、ヒロインをほかの女優さんにして撮ってるんじゃないかとか考えたりしてたんで(笑)。
──ちなみに、分かってなかったという福田組の面白さ、魅力とは何ですか?
笑いは欲しいんですけど、ウケを狙わないというか。面白いことを「面白いでしょ?」と見せるんじゃなくて、めちゃくちゃアホなことを真面目にやるんです。第一弾のとき、なかなかOKカットが出なくて、監督にそう言われて、「はい、わかりました」とは言ってたものの、実感として分かってなかったなぁと。
──じゃあ今回の現場では、その反省点をふまえて違った形で挑めたと?
挑めましたね。全然違うかもですね。お芝居自体どういうものかも、今より分かってなかった頃なんで。

──久々に会った主人公・色丞狂介役の鈴木亮平さんはじめ、ほかのキャストの方はどうでした?
鈴木亮平さんは相変わらずやさしくて。「ありがとう、また出てくれて」と言ってくださって、「いえ!もう、こちらこそです!」って。
──今回、柳楽優弥さんが初出演されてますね。福田監督のスゴいところが、今、柳楽優弥にアレをやらせるかという(笑)。
すごいですよね(笑)。だって、カンヌですよね? 以前ご一緒させていただいた朝ドラではイケメン役だったんですけど、今回はすごくイケテない大学生役で。役になりきりすぎて、現場で見つからなかったんですよ。スタッフさんが「柳楽さんが見つからねぇ!」って。エキストラさんのなかを探しても「いない!」って。あれはビックリしました(笑)。

──そんな第2弾『HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス』ですが、前作以上のパワーがみなぎっていて、相当面白かったです。
うん。面白いですよね。最初は「なにやってるねん」て感じなのに、観ていくうちに「えっ、どうなっちゃうの!?」って。いつのまにか、「がんばれ、変態仮面!」って、普通のヒーローものを観てる心境になっているという謎の現象(笑)。
──どんどん引き込まれているという。あと、パンティって今どき言わないじゃないですか。
言わないですね。パンツ、もしくは下着ですね。
──それが、最初は違和感があるものの、終盤にはパンティがなにか聖なるものに感じてしまうというスゴさ。
映画を観終わったとき、パンティって言ってしまう自分がいますよね(笑)。

──でも今回、清水さん演じる姫野愛子は、9割方困った顔してましたね。
してましたね。困った顔、怒った顔、そんなシリアスなのばっかりでしたね。笑ってないですよね、最初っから。
──輝くくらいの笑顔になったのが、御輿を担いでいるときで。
あぁ! そうだった、そこがあった!「パンティ、あげる!パンティ、あげる!」って。あ、そこもパンティだ(笑)。笑ったのは、あそこだけですね。しかも、妄想シーン。
──前回、なかなかOKカットが出なかったということですが、今回は監督から何か演出上のアドバイスなどありましたか?
今回は、あんまり何も言われなくて。前回は、自分がアホなことを、アホなこととしか捉えて無くて、アホなリアクションをしてたんです。「そうじゃなくて、もっと真面目にやってくれ。面白いことをしなくていいんだ」って言われたものの、それがどういうことかも分からなくて。今回は全然言われませんでしたね。
──福田組の一員になった瞬間ですね。
うぇ〜(笑)。ほかの現場では全然、言われまくりなんで。
──今回は特に思ったんですが、このスタッフ、キャストの、スクリーンからはみ出してくるほどの有り余る熱量は何なんですか?
う〜ん、謎の一致団結感はありますね(笑)。ハリウッドに来ちゃったのかなってくらい、ほかの現場とは違います。一歩間違えたら、ただのB級映画ですからね(笑)。それを格好良く見せられるというのは、監督さんはじめとするスタッフさんの気合いによるものだと思います。
──真面目に馬鹿をするという?
もはや馬鹿をするとも思ってないですね。真面目にやってますね。かっこいいですよね、なんか。真面目なことを真面目にやるのも難しいですけど、『変態仮面』を真面目にやるのって、相当難しいと思うんですよ。さらにそこを超えて、ホントにかっこいいものになってるので。なんですかね、この一致団結感(笑)。
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