大阪・阿倍野の映画館が一部リニューアル、最新システムに一新…フードは変わらず“攻め”の姿勢

15時間前

「あべのアポロシネマ」リニューアル後のフード売店(11月5日)

(写真9枚)

オリジナリティあふれるフードメニューで知られる「あべのアポロシネマ」(大阪市阿倍野区)が、11月5日に一部エリアをリニューアル。セルフオーダー機やチケットレスシステムの導入により、スムーズな入場を狙う。

■ セルフオーダー機8台導入、チケットレス化で入場もスムーズに

大阪・天王寺にある映画館「あべのアポロシネマ」。前身が戦前創業という老舗劇場なだけあり、どこかレトロな雰囲気に加え、ライスバーガーや奈良銘菓『らほつ饅頭』、京都すずなり屋のベビーカステラなどフードメニューの独特さでも知られる。

「あべのアポロシネマ」売店のセルフオーダー機(11月5日)
「あべのアポロシネマ」売店のセルフオーダー機(11月5日)

リニューアル範囲は、フード売店(ルシアスビル側)とチケットシステムの2カ所。これまで売店は有人レジ4台で現金のみの対応だったが、キャッシュレス決済に対応したセルフオーダー機を8台導入。また、好きなドリンクを自由におかわりできるドリンクバーも導入され、スムーズな入場や混雑緩和を狙う。

ドリンクバーを導入。コーヒーやココアなどホットドリンクも用意
ドリンクバーを導入。コーヒーやココアなどホットドリンクも用意

同館の運営会社「きんえい」の藤田さんは、「鑑賞時のお供はもちろんですが、入場前に1杯飲んでいただき、映画の後もまた1杯飲んでいただければ」と、にこやかに呼びかけた。

これまで売店は現金のみの対応だったが、様々な決済方法に対応
これまで売店は現金のみの対応だったが、様々な決済方法に対応

チケットシステムにも変更があり、従来の座席を事前に予約し、劇場で支払いするシステムが終了。かわりにスマホに表示されたコードを入場口のリーダーにかざして入る「チケットレス」システムを導入する。

デジタル入場チケットのリーダー。ここにスマホをタッチすれば、発券をしなくても入場可能
デジタル入場チケットのリーダー。ここにスマホをタッチすれば、発券をしなくても入場可能

リニューアルの一方、有人チケットカウンターもありチケット発券も可能なので、スマホを持っていない人やチケットを手元に残しておきたい人もこれまで通りに利用が可能だ。

新しくなったチケット自動券売機。電子マネーやコード決済にも対応
新しくなったチケット自動券売機。電子マネーやコード決済にも対応

藤田さんは「これまでは昔ながらの売店ということもあり、お客さまをお待たせしてしまうこともありました。快適・便利に当館を使っていただき、映画をよりお楽しみいただきたいという思いがあります」と、リニューアル意図を説明した。

■ ライスバーガーにグリーンソフトも!フードは攻めの姿勢

またアポロシネマファンとしてはフードメニューの変化も気になるところ。早速メニューをチェックしてみたところ、ライスバーガーやベルギーワッフルなどのメニューは健在だった。それどころか和歌山の名物・グリーンソフトも新たに加わっており、システムは変わっても攻めの姿勢であることがうかがえた。

システムは変わったものの、フードメニューは従来通り(11月5日)
システムは変わったものの、フードメニューは従来通り(11月5日)
少し前より新たに仲間入りしたメニュー・グリーンソフト
少し前より新たに仲間入りしたメニュー・グリーンソフト

■ 会員制度も一新、キャンセル無料や早期購入など特典拡大

ほかにも会員システム「アポロシネマメンバーズ」を一新。大人・大学生・専門学校生は年会費300円で、上映開始1時間前までの無料キャンセル(条件あり)や、同伴割引人数の拡大、会員限定の早期購入など特典を受けられる。

会員本人に加えて同伴者4名まで割引対象となるため、家族やグループでの利用にも便利。定期的に映画を観る人は、こちらもチェックしてみては。

音響システム「A-HIBIKI え〜ひびき」も今年より導入。大阪感溢れる名前は、来場者の投票で決まった
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取材・文・写真/つちだ四郎

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