石橋静河と金子大地、大阪で互いの魅力語る「ずっこけちゃうような保の人間らしさ」「自分軸で進む珠のカッコよさ」【ブラッサム】

3時間前

「土スタ『ブラッサム』特集in大阪」出演後、囲み取材に応じた(左から)石橋静河、金子大地(10月31日/NHK大阪ホール)(C)NHK

(写真2枚)

毎年秋の恒例行事となっている『BK大感謝祭2026』が、「NHK大阪放送局」(大阪市中央区)で10月31日、11月1日にわたって開催。連続テレビ小説『ブラッサム』や大河ドラマ『豊臣兄弟!』のほか、NHKの人気番組にまつわるセット・衣装・小道具のエキシビジョンが1階アトリウムにて展開されている。

31日には「NHK大阪ホール」にて、「土スタ『ブラッサム』特集in大阪」と題して公開生放送を実施。主人公・珠を演じる石橋静河と、第5週で夫となった保を演じる金子大地をゲストに迎え、会場を埋め尽くす1051人のファンを大いに沸かせた。

■ オープニング映像は「山あり谷ありの、その先」を表現

番組の前半では、これまでの名シーンを振り返りながらトークを展開。第2週で、保の兄・享一(小堀正博)との結婚生活から逃げて走っていく珠の背中を見送る保のシーンが流れると、思わず金子が照れ笑い。保がつぶやいた「それがええ」は、一言入魂の台詞だったと語る金子だが、後から考えれば「方言(岩国弁)が言えてなかった」と苦笑いを浮かべた。

咲き誇る桜の前で石橋がコンテンポラリーダンスを披露するオープニング映像について質問がおよぶと、石橋は「物語としては山あり谷あり。でもその先にの満開の桜が待っている。そこまでの道のり(を表現している)と思っていただければ」と話した。

■ 金子「オンエア前からいいものが撮れているという実感があった」

公開放送終了後、マスコミの囲み取材に応じた石橋と金子。撮影開始から7カ月、放送開始から1カ月が経った現在の心境をたずねると石橋は、

「放送開始前は、撮影しながら出口のないトンネルを走っているような感覚でした。でもいまはドラマへの反応をたくさんいただき、そしてまた今日のようなイベントで直接みなさんの体温を感じることができ、ドラマを受け取ってくださる方がこんなにもたくさんいるんだと実感できて、嬉しくて胸がいっぱいです」と感慨深げに語る。

また、「展開が早い」という反応が多いことについて金子は、「撮影している側としては、本読みの段階から各部署で意見を出し合いながら、毎シーン本当に丁寧に作っていて。クリエイティブで素晴らしい現場です。石橋さんを筆頭にみなさんですごくいい雰囲気を作ってくださっていて、僕のなかではオンエア前から着実にいいものが撮れているという実感がありました。今日、それがちゃんと皆さんに届いたのを感じられて、とても安心しました」とコメントした。

■ 台詞ではない部分に、珠のすべてが詰まっている

互いの役どころについても聞いてみた。石橋は保という人物について、「帝大生でとても優秀な人なんだけれど、珠がお化粧をしてもまったく気づかないとか、(ふたりが気持ちを確かめ合うシーンで「約束じゃ」と)小指を出してしまうとか、そういう人間らしさがすごく魅力的だなと思います。ただ頭がいいだけでない、ちょっとずっこけてしまうようなところが愛おしくて。きっと珠は、保のそんなところにだんだん惹かれていったのだと思います」と分析する。

『ブラッサム』第25回より。思いを伝える保(金子大地)と珠(石橋静河)(C)NHK
『ブラッサム』第25回より。思いを伝える保(金子大地)と珠(石橋静河)(C)NHK

対して、金子は珠について、「ひと言で括れない、深い人物。ひとつの出来事に対して20も30も、いろんなことを感じるような感性を持っている女性だと思います。石橋さんが珠を演じることによって、台詞ではない部分、原稿用紙に向かってただひたすら書いている瞬間、何かを見つめている瞬間に、珠の全部が詰まっているなと。自分軸でどんどん前に進んでいく珠の姿がカッコいいなと思って見ています」と話した。

来週放送される第7週「ふたり、北へ」からは舞台が札幌へと移る。

「札幌編」の見どころをふたりに聞くと、石橋は「これから珠と保がどうやって手を取り合って生きて、成長していくかを見守っていただければうれしいです」とコメント。 金子は、「珠が駆け出していく姿が魅力的なので、保との関係性も含め、楽しみにご覧ください。撮影しながら僕は『ブラッサム』はめちゃくちゃ面白いと思っていて。そこは自信があるので、たくさんの人に見てもらいたいですね」と語った。

第6週「ふたり、北へ」は、11月2日から11月6日まで。NHK総合で朝8時から、またNHK BS・プレミアム4Kでは朝7時半から放送される。

取材・文/佐野華英

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