シルク・ドゥ・ソレイユ、大阪で異例の“オーディション”「日本にしかいないパフォーマーを発掘できた」

2時間前

パフォーマンス後は審査員のフィードバックも(10月9日/大阪市内)

(写真8枚)

世界的に活躍するサーカス・エンターテインメント集団「シルク・ドゥ・ソレイユ」のサーカスアクト・オーディションが10月9日、大阪で開催。書類選考を通過した26名が、本国のキャスティングチームが見守るなか、それぞれの技術や表現力をアピールした。

■ 日本では珍しいオーディション開催、26名が書類選考を通過

世界最高峰のエンターテインメント集団として知られる「シルク・ドゥ・ソレイユ」。同団のオーディションはラスベガスやモントリオールを中心におこなわれており、日本にキャスティングチームが訪れ、対面で実技選考をおこなう機会は極めて珍しいという。

シルク・ドゥ・ソレイユのオーディション直後の様子(10月9日/大阪市内)
シルク・ドゥ・ソレイユのオーディション直後の様子(10月9日/大阪市内)

貴重な機会ということで事前に136名が応募、そのうち26名が書類選考を通過した。同団で長年パフォーマーとして活躍し、現在はキャスティングにも携わるチャーリー・バローズとフィリップ・ティボドーが審査員を務めるなか、参加者たちはエアリアル、バトン、男子新体操、デビルスティック、ジャグリング、一輪車、ハンドバランスなど、多彩なジャンルのパフォーマンスを披露した。

審査員の前でパフォーマンスをおこなう参加者(10月9日/大阪市内)
審査員の前でパフォーマンスをおこなう参加者(10月9日/大阪市内)

■ バトンやアクロバットに高評価、世界の舞台に立つ可能性も

審査を終え、チャーリーは「世界で見ても日本にしか見つけられないパフォーマーを発掘することができました。例えば、バトントワリングのパフォーマーは本当にレベルがすごく高く、そういった方々を把握することができてとてもよかったです」とコメント。

「シルク・ドゥ・ソレイユ」のパフォーマーで、キャスティングチームのチャーリー・バローズ(中央)(10月9日/大阪市内)
「シルク・ドゥ・ソレイユ」のパフォーマーで、キャスティングチームのチャーリー・バローズ(中央)(10月9日/大阪市内)

さらに、フィリップも「ダンサーさんも素晴らしい方々がいらっしゃいました。今回アクロバットを披露した参加者もいましたが、アクティングの担当者が『ここまでアクトが素晴らしいんだ』とすごくびっくりしていましたね」と、参加者たちのパフォーマンスを評価した。

キャスティングチームとして来日したフィリップ・ティボドー(右)(10月9日/大阪市内)
キャスティングチームとして来日したフィリップ・ティボドー(右)(10月9日/大阪市内)

また、今回のオーディションには、カンテレの柏原怜奈アナウンサーも参加。「技、見せ方、表現の仕方、全てがパーフェクトだった」という評価を受けていた。

カンテレの柏原怜奈アナウンサーも参加(10月9日/大阪市内)
カンテレの柏原怜奈アナウンサーも参加(10月9日/大阪市内)

同オーディションはその場で合否の判定が出るわけではなく、映像データなどを持ち帰ったうえで参加者に適したショーが打診される。そのため、今回の参加者のなかから今後の来日公演や直近の公演に出演するメンバーが選出される可能性もある。

ダンス指導の様子(10月9日/大阪市内)
ダンス指導の様子(10月9日/大阪市内)

大阪から世界へ羽ばたくパフォーマーが、「シルク・ドゥ・ソレイユ」の舞台を盛り上げる日は来るのか。今後の展開にも注目したい。

ワークショップの時間も設けられ、演技の指導もおこなわれた(10月9日/大阪市内)
ワークショップの時間も設けられ、演技の指導もおこなわれた(10月9日/大阪市内)

取材・文・写真/つちだ四郎

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