「貴船神社」で、貴船山再生のための募金箱が盗難「誠に遺憾です」

8時間前

古くから気の生ずる根源として「氣生根」と記され、御神気に触れることで気が満ちるとされてきた貴船神社。初夏の濃き緑や、秋の紅葉、冬の雪景色などの豊かな自然と谷の霊気に魅せられ、多くの人が参拝(提供:貴船神社)

(写真3枚)

京都の奥座敷・貴船にある「貴布禰総本宮 貴船神社」(京都市左京区。以下、貴船神社)が、公式Xで盗難被害を5月14日に投稿。詳細を取材した。

「先日5月3日夜に貴船山の再生活動を支援いただいておりました募金箱が盗難にあってしまいました。当社といたしましても大変遺憾に感じております。もし、目撃された方や何かご存じの方がいらっしゃいましたら貴船神社へご連絡いただけますと幸いでございます」

募金箱ごと、なくなっていた

貴船川の上流、清々しい緑に恵まれた古社は、全国に2000社を数える水の神様の総本宮。

近年の異常気象による倒木の被害などを受け、神社境内の大地を蘇らせるべく、分断された水脈・地脈をつなぎ直し、大地の力を活性化させる活動に取り組んでいる。

盗まれた募金箱は、この活動に対する支援、寄付を募るもので、令和5年(2023年)10月より本宮本殿前に設置されていた。

同社によると、事件があったのは新緑ライトアップを行なっていた5月3日夜。気づいたときには、何者かによって募金箱ごと盗まれていた。「おおよその被害額は把握しております」という。

目撃や事件の手がかりを知る人に情報提供をXで呼びかけると、「人の善意を踏み躙った行為」「よりによって 日本屈指パワースポットの神社で。。。 ヤバ過ぎる」「怖いもの知らずにも限度がある」「この先、ずっと不幸と友達」「罰当たりには、絶対に天罰が下されます」「気分的に嫌。バチが当たりそう。そうじゃない人の存在が理解できない」と、盗んだ人への非難と怒りの声が続出。

また、最近の神社仏閣での相次ぐ事件を指摘する人も。「今の日本、盗難ばっかり、なぜ自分自身で努力して稼ごうとせず、人の努力を踏みにじるのか」「神社仏閣は日本の基層。だからこそ、本当はもっとセキュリティを強化して」。

「参拝に行く度、貴船と山や川、自然のお役にたちたいと募金していました」と、同社の募金箱に寄付金を納めた人の悲痛な声もあった。

同社は「貴船の杜をこの先豊かにしていく浄財、皆様の思いがつまった浄財。誠に遺憾です」とコメント。一日も早い解決を望んでいる。

取材・文/宮前晶子

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