【連載vol.26】見取り図リリー、藤田嗣治×国吉康雄を観る

5時間前
  • フランスの藤田、アメリカの国吉…比較して見るとふたりの関係性や画風などの変遷が興味深い!
  • 国吉康雄による《自画像》。丸眼鏡にヒゲって、なんだか2人はそっくり!? 1918 油彩・カンヴァス 福武コレクション 
  • 同じ裸婦を描いていてもこんなにも印象が違う! 藤田嗣治の《タピスリーの裸婦》1923 油彩・カンヴァス 京都国立近代美術館(左)、国吉康雄の《幸福の島》1924 油彩・カンヴァス 東京都現代美術館
  • アメリカの画家として成功した、国吉康雄による数少ない日本モチーフ。《日本の張子の虎とがらくた》1932 油彩・カンヴァス 福武コレクション
  • これまで判明していなかった藤田と国吉の接点。今回の企画展の調査で発見された色紙に、その証拠が…! しっかりといろんな角度から目を凝らしてみてください
  • 藤田嗣治による海軍作戦記録画。深刻な絵の印象がなかっただけに驚いた。東宝の映画撮影のセットをもとに描かれたそうだ。《十二月八日の真珠湾》1942 油彩・カンヴァス 東京国立近代美術館(アメリカ合衆国より無期限貸与)
  • 国吉康雄が晩年に描いた《ミスターエース》1952 油彩・カンヴァス 福武コレクション
  • 国吉の絵を観てコワモテではって勝手に想像したのですが、写真を見るといい人そう! 実際に人柄も良かったらしいです
  • モデルを使わず、想像から描き出していた頃の国吉康雄の作品。赤ちゃんぽくなくて、不思議な世界観。左から《二人の赤ん坊》1923 油彩・カンヴァス 福武コレクション、《カーテンを引く子供》 1923頃 油彩・カンヴァス 岡山県立美術館
  • 藤田嗣治の“乳白色の肌”は本当に独特。あと猫好きだったそうで、絵のあちこちに猫がいました! 《横たわる裸婦と猫》1931 油彩・カンヴァス 埼玉県立近代美術館
  • 藤田は初期から藤田らしさがあるのだけれども、国吉はどんどんと画風が変わっていくのも興味深い!
  • 茶褐色の色合いでも有名な国吉康雄、アメリカでは「クニヨシブラウン」と言われていたとか。《休んでいるサーカスの女》1931 油彩・カンヴァス 福武コレクション
  • これが2人の接点の証拠。国吉康雄、近藤赤彦、藤田嗣治による色紙。中央の牛は国吉、右下は近藤。左上には何もみえないが、実は藤田が描いた牛めしと記されたのれんがうっすら! 1930年にアメリカにて、トム&シェリル・ウルフ氏所蔵
  • デッサンでいうと少し違和感もあるかもだけれども、目が離せない生々しさ。「ユニバーサル・ウーマン」シリーズの作品。国吉康雄の《もの思う女》1935 油彩・カンヴァス 福武コレクション
  • メキシコ滞在時に国吉康雄が描いた《西瓜》1938 油彩・カンヴァス 福武コレクション。西瓜は黒人の人種差別的な象徴とも言われていたとか
  • 洋のイメージが強い藤田嗣治による、ザ・日本の自画像が! 《自画像》1936 油彩・カンヴァス 公益財団法人平野政吉美術財団
  • 藤田はフランスをイメージした欧米人だけかと思いきや、旅した中南米の人々を描いた作品も。繊細さはそのままだけれども、色遣いがぜんぜん違う!
  • 1941年の太平洋戦争で藤田は日本に帰国し、国吉はアメリカの民主主義を支持。日本に停戦を求めるために描いたポスターの下描きなども
  • 終戦後には自分たちの描きたい絵を描けるようになった2人、ただ、それまでの印象とは異なるように。藤田はファンタジー感あふれ、国吉は鬱々とした感じに
  • 戦争中、戦争後で描くものの差や色遣いなど、2人の比較も興味深い!
  • 最後の部屋では2人の晩年の作品が…。特に国吉康雄の変化には驚き、これまでと全く違う色遣いとタッチ
  • 1920年代に描いたサーカスがテーマの作品もあるのですが、1948年に描いたのは印象がまったく違う! めちゃくちゃ好きだった《夢》 1948 福武コレクション(写真左)
  • 国吉康雄が晩年に描いた《ミスターエース》1952 油彩・カンヴァス 福武コレクション
  • フランスの藤田、アメリカの国吉…比較して見るとふたりの関係性や画風などの変遷が興味深い!
  • 国吉康雄による《自画像》。丸眼鏡にヒゲって、なんだか2人はそっくり!? 1918 油彩・カンヴァス 福武コレクション 
  • 同じ裸婦を描いていてもこんなにも印象が違う! 藤田嗣治の《タピスリーの裸婦》1923 油彩・カンヴァス 京都国立近代美術館(左)、国吉康雄の《幸福の島》1924 油彩・カンヴァス 東京都現代美術館
  • アメリカの画家として成功した、国吉康雄による数少ない日本モチーフ。《日本の張子の虎とがらくた》1932 油彩・カンヴァス 福武コレクション
  • これまで判明していなかった藤田と国吉の接点。今回の企画展の調査で発見された色紙に、その証拠が…! しっかりといろんな角度から目を凝らしてみてください
  • 藤田嗣治による海軍作戦記録画。深刻な絵の印象がなかっただけに驚いた。東宝の映画撮影のセットをもとに描かれたそうだ。《十二月八日の真珠湾》1942 油彩・カンヴァス 東京国立近代美術館(アメリカ合衆国より無期限貸与)
  • 国吉康雄が晩年に描いた《ミスターエース》1952 油彩・カンヴァス 福武コレクション
  • 国吉の絵を観てコワモテではって勝手に想像したのですが、写真を見るといい人そう! 実際に人柄も良かったらしいです
  • モデルを使わず、想像から描き出していた頃の国吉康雄の作品。赤ちゃんぽくなくて、不思議な世界観。左から《二人の赤ん坊》1923 油彩・カンヴァス 福武コレクション、《カーテンを引く子供》 1923頃 油彩・カンヴァス 岡山県立美術館
  • 藤田嗣治の“乳白色の肌”は本当に独特。あと猫好きだったそうで、絵のあちこちに猫がいました! 《横たわる裸婦と猫》1931 油彩・カンヴァス 埼玉県立近代美術館
  • 藤田は初期から藤田らしさがあるのだけれども、国吉はどんどんと画風が変わっていくのも興味深い!
  • 茶褐色の色合いでも有名な国吉康雄、アメリカでは「クニヨシブラウン」と言われていたとか。《休んでいるサーカスの女》1931 油彩・カンヴァス 福武コレクション
  • これが2人の接点の証拠。国吉康雄、近藤赤彦、藤田嗣治による色紙。中央の牛は国吉、右下は近藤。左上には何もみえないが、実は藤田が描いた牛めしと記されたのれんがうっすら! 1930年にアメリカにて、トム&シェリル・ウルフ氏所蔵
  • デッサンでいうと少し違和感もあるかもだけれども、目が離せない生々しさ。「ユニバーサル・ウーマン」シリーズの作品。国吉康雄の《もの思う女》1935 油彩・カンヴァス 福武コレクション
  • メキシコ滞在時に国吉康雄が描いた《西瓜》1938 油彩・カンヴァス 福武コレクション。西瓜は黒人の人種差別的な象徴とも言われていたとか
  • 洋のイメージが強い藤田嗣治による、ザ・日本の自画像が! 《自画像》1936 油彩・カンヴァス 公益財団法人平野政吉美術財団
  • 藤田はフランスをイメージした欧米人だけかと思いきや、旅した中南米の人々を描いた作品も。繊細さはそのままだけれども、色遣いがぜんぜん違う!
  • 1941年の太平洋戦争で藤田は日本に帰国し、国吉はアメリカの民主主義を支持。日本に停戦を求めるために描いたポスターの下描きなども
  • 終戦後には自分たちの描きたい絵を描けるようになった2人、ただ、それまでの印象とは異なるように。藤田はファンタジー感あふれ、国吉は鬱々とした感じに
  • 戦争中、戦争後で描くものの差や色遣いなど、2人の比較も興味深い!
  • 最後の部屋では2人の晩年の作品が…。特に国吉康雄の変化には驚き、これまでと全く違う色遣いとタッチ
  • 1920年代に描いたサーカスがテーマの作品もあるのですが、1948年に描いたのは印象がまったく違う! めちゃくちゃ好きだった《夢》 1948 福武コレクション(写真左)
  • 国吉康雄が晩年に描いた《ミスターエース》1952 油彩・カンヴァス 福武コレクション
(写真23枚)

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