「都合のいい女って自覚も…」会うのは月に1回、別居婚カップル

7時間前

7月20日放送の『新婚さんいらっしゃい!』より(C)ABCテレビ

(写真3枚)

関西の日曜昼の長寿番組『新婚さんいらっしゃい!』(ABCテレビ)の7月20日放送回に、京都×宮城と、900km離れて暮らす「別居婚カップル」が登場する。

夫が住むのは宇治茶の産地・京都府和束町。今年2月に移住し、お茶農家でアルバイトをしながらバイト仲間の男女7人でシェアハウス生活を送っている。一方の妻が住むのは和束町から車と飛行機で6時間の宮城県の最北端に位置する気仙沼市。街づくり関連の仕事に携わる妻はもともと祖母が住んでいた一軒家にて女性4人でルームシェアをしていた。

現状、2人が会うのは月に1回。収録前日、久々の再会を果たす夫婦に密着したところ、喜びを隠しきれない様子だった。出会いのきっかけは、夫の自転車旅。兵庫県姫路市に生まれた夫は大学院まで進んだものの、人生に迷い休学して日本一周を目指した。その道中、気仙沼で旅人を支援するゲストハウスのオーナーに出会って彼の生き様に惚れ込んだ夫は日本一周を中断し、大学院を退学して気仙沼に移住。

7月20日放送の『新婚さんいらっしゃい!』より(C)ABCテレビ
7月20日放送の『新婚さんいらっしゃい!』より(C)ABCテレビ

移住から5カ月後、夫は新たなゲストハウスをオープン。その完成パーティーに参加したのが妻だった。すでに顔見知りではあったものの、しっかり話したのはこの日が初めて。夫に好感を抱いていた妻は、パーティーをきっかけにさらに意識するようになった。1週間後、再び夫に会いに行き妻からの告白で交際がスタート。

しかし2カ月後のクリスマス、夫は妻に別れを告げる。ゲストハウス開業の忙しさで精神的にもヘトヘトだったなか会いたがる妻に時間を割けず、心苦しかったからだという。とはいえ夫を好きだった妻は諦めない。新車での車中泊や北海道旅行に夫を誘ったところ快諾。まるで恋人のように過ごして楽しかったが、「都合のいい女」になっている自覚もあったと妻は語る。

7月20日放送の『新婚さんいらっしゃい!』より(C)ABCテレビ
7月20日放送の『新婚さんいらっしゃい!』より(C)ABCテレビ

微妙な関係が数カ月続くなか、夫は「このままの仕事でいいのだろうか」と再び人生に迷う。すっかりダウンしていた夫に突破口をと、妻は「結婚してみない?」と提案。「結婚ならアリかも」と夫は考え、2024年3月に結婚へと至った。

そこから約1年は一緒に暮らすが、夫は新たなゲストハウス設立のため縁があった和束町への移住を決意。あまりに急で妻は着いていけなかったものの、少しでも迷うと動けなくなる夫を気遣い、先に行くよう促して別居婚をスタートさせたのだった。

900kmもの距離を埋めるのは、2人が郵送し合っている交換ノート。思いのままに書く日記は、ついつい長文になってしまうと夫は語るが、「私を想ってこんなに書いてくれるのがすごくうれしい」と妻。夫からのメッセージは必ず「大好きやで~!!」で締めくくられている。

互いの愛溢れる交換ノートを振り返り「妻を迎え入れる体制を整えたら一緒に住みたい」と夫に対し、ラストはスタジオの母親が痛烈な愛のムチを加える場面も。この模様は7月20日・昼12時55分より放送される。

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