大屋根リング大賑わい…万博の「日本デー」、石破茂首相が来阪

13時間前

主催者挨拶をおこなう内閣総理大臣・石破茂氏(Lmaga.jp撮影)

(写真10枚)

現在、夢洲で開催中の『大阪・関西万博』(大阪市此花区)で、7月3日は「ジャパン ナショナルデー」の記念イベントを開催。公式式典や催事、大屋根リング下でのパレードがおこなわれ、多くの人で賑わった。

◾️内閣総理大臣・石破茂氏が来阪、藤原紀香の朗読も

『大阪・関西万博』7月3日、日本ナショナルデーを記念したパレードの様子(Lmaga.jp撮影)
『大阪・関西万博』7月3日、日本ナショナルデーを記念したパレードの様子(Lmaga.jp撮影)

まずは「EXPOホール シャインハット」で、祝賀アトラクションとして宮内庁式部職楽部による千年の伝統を継承する宮中音楽、管弦「越殿楽」の演奏からスタート。そして、主賓の内閣総理大臣・石破茂氏による挨拶、2025年日本国際博覧会名誉総裁である秋篠宮皇嗣殿下によるおことばが述べられたのち、ソプラノ歌手の野々村彩乃さんによる国家独唱とともに国旗が掲揚され、ジャパンデーが開幕した。

2025年日本国際博覧会名誉総裁の秋篠宮皇嗣殿下と秋篠宮皇嗣妃殿下(Lmaga.jp撮影)

記念式典後には、日本の文化や魅力を世界へ発信する公式催事がスタート。はじめに『東京楽所』による雅楽と現代音楽・映像が融合した「いのちの鼓動」で日本の歴史や文化を表現した作品が披露。

公式催事でメッセージの朗読をおこなった日本館名誉館長である俳優の藤原紀香(Lmaga.jp撮影)

続く「いのちの輝き そして、世界へ」では、日本の漫画文化をテーマに、映像・音楽・コンテンポラリーダンスが披露された。さらに俳優で日本政府館名誉館長の藤原紀香によるメッセージの朗読もおこなわれた。メッセージには阪神・淡路大震災の記憶を起点に、現代の孤独や分断、そして再生への希望が綴られ、会場は感動に包まれた。

記念催事でおこなわれたパフォーマンス「いのち輝き そして、世界」では漫画をモチーフに映像と音楽とダンスを融合させた作品が披露された(Lmaga.jp撮影)

そして大トリには、MISIAによるスペシャルライブ「いのち花咲く 未来へ」がスタート。真っ赤なドレスに身を包んだMISIAは「希望のうた」「明日へ」「アイノカタチ」の3曲を熱唱し、圧巻のパフォーマンスで会場中を虜にした。

「ジャパンデー 公式式典・公式催事」で熱唱するMISIA(7月3日・大阪関西万博 撮影Lmaga.jp)
「ジャパンデー 公式式典・公式催事」で熱唱するMISIA(7月3日・大阪関西万博 Lmaga.jp撮影)

◾️パレードは「日本のキャラクター」の大渋滞

『大阪・関西万博』7月3日、日本ナショナルデーを記念したパレードの様子(Lmaga.jp撮影)
『大阪・関西万博』7月3日、日本ナショナルデーを記念したパレードの様子(Lmaga.jp撮影)

公式式典と催事後には、大屋根リング下でのパレードがスタート。パレードには人気キャラクターの「ハローキティ」、「くまモン」、「ひこにゃん」や、大阪府のキャラクター「もずやん」も参加し、ジャパンデーを一緒にお祝い。陸上自衛隊中部方面音楽隊によるドラム演奏に合わせてリング下を行進した。

フォトセッション前後にもずやんとミャクミャクと触れ合う藤原紀香(Lmaga.jp撮影)
ハローキティともうれしそうに挨拶する藤原紀香(Lmaga.jp撮影)

人気キャラクターたちが行進するジャパンデーパレードを一目見ようと、大屋根リング下にはパレード開始1時間前から多くの人が待機する様子も。開催国のナショナルデーを多くの人が一緒に祝い、大盛況でジャパンデーが終了した。

パレード参加者たちによるフォトセッション(Lmaga.jp撮影)

取材・文・写真/野村真帆

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