「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」第21回・蝦夷桜上野屁音

2025.5.27 20:00

『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』第21回より。吉原での宴席に参加する大文字屋の花魁・誰袖(福原遥)と田沼意知(宮沢氷魚)(C)NHK

(写真4枚)

俳優・横浜流星が主演を務め、吉原の貸本屋から「江戸の出版王」に成り上がった蔦重こと蔦屋重三郎の生涯を描く大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(NHK)。「蝦夷桜上野屁音(えぞさくらうえのへおと)」と題する第21回(6月1日放送)では、市中の地本問屋・鶴屋で北尾政演が書いた青本が売れ、重三郎が老舗本屋との力の差を痛感する一方、老中・田沼意次は蝦夷地の天領化に向けて動き出す。

絵師・喜多川歌麿(染谷将太)と手掛けた錦絵が売れなかった重三郎(横浜流星)。さらに、市中の地本問屋・鶴屋(風間俊介)が手がけた、絵師・北尾政演(古川雄大)著の青本が売れていると知り、老舗の本屋との力の差を感じていた。

そんななか、勘定組頭・土山宗次郎(栁俊太郎)の花見の会に、大田南畝(桐谷健太)が狂歌仲間を連れて現れ、重三郎は変装した田沼意知(宮沢氷魚)らしき男を見かける。

一方、老中・田沼意次(渡辺謙)は、幕府のため蝦夷地(現在の北海道)を召し上げたいと、将軍・徳川家治(眞島秀和)に伝える・・・。

本作は、文化の花開く天下泰平の世となった江戸を舞台に、喜多川歌麿や葛飾北斎といった数々の浮世絵師・作家の才能を見出し、世に送り出した稀代の出版人・蔦屋重三郎の波瀾万丈な生涯が描かれていく。放送は、NHK総合で毎週日曜・夜8時から、NHKBSは夕方6時から、BSP4Kでは昼12時15分からスタート。

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