大阪の名物フェス・コヤソニ、RIP SLYME&ザ・ぼんちら出演

2025.5.24 20:00

『コヤブソニック』主催のお笑い芸人・小籔千豊(5月21日・大阪市内)

(写真5枚)

吉本新喜劇所属のお笑い芸人・小籔千豊が企画・主催する、唯一無二のフェス『コヤブソニック』。毎年大盛況となるイベントが、今年も9月の3日間にわたって開催されることが決定。事前に大阪市内でおこなわれた記者発表で、そのラインアップが発表された。

2008年から「音楽と笑いの融合」というテーマではじまった『コヤブソニック』は、出演者の選定からコラボ企画まで、すべてを小籔がプロデュース。注目の若手芸人からアイドル、意外な大御所タレントまでが出演するステージに加え、2023年からは、小籔の好きなゲーム『フォートナイト』のエリアも新設。今やあらゆるジャンルを超えた、大阪の名物フェスの1つとなっている。

『コヤブソニック』会見中の様子
『コヤブソニック』会見中の様子(5月21日・大阪市内)

第1弾の発表で出演が公表されたのは、アーティストはジェニーハイ、きゃりーぱみゅぱみゅ、RIP SLYME、アイナ・ジ・エンド、氣志團、サンボマスター、レキシなどをはじめ、芸人はかまいたち、中川家、ダイアン、笑い飯、見取り図、バッテリィズ、ツートライブ、ザ・ぼんちなど、若手からベテラン勢も勢揃い。

『コヤブソニック』出演者一覧
第1弾発表『コヤブソニック』出演者一覧

「フェス選び放題の時代になってるなか、行ってきたことを人に言いにくいフェスやと思う」と、今年も謝罪会見のようなテンションであいさつした小籔だが、「出るのは『小籔みたいなダサい奴を助ける』という気概のある方ばかりなので、やさしさ純度で言えばほかのフェスより高い。あと芸人は流行りで呼ぶのではなく、僕がちゃんとイキがいいのを選んでるので、(フェスの)芸人のクオリティは日本で一番やと思います」と、誇らしげに語る場面も。

『コヤブソニック』会見中の様子
『コヤブソニック』会見中の様子、左から蛙亭・中野周平、イワクラ、小籔千豊(5月21日・大阪市内)

10年以上つづくフェスだが、小籔はここまで継続できた理由について「僕がなにもしなくても、芸人は『あんなアーティストが出るんやったら出よか』、アーティストも『あの芸人観れるんやったら出よか』と、お互いが引き合ってくれたのがラッキーだった」と自己分析。

また「こういう場で『昨年よりパワーアップ』なんて言うと『昨年はしょうもなかったん?』とガッカリされる。毎年同じクオリティにするのがモットーなので、パワーアップするところはなにもないです」と語ったが、「『女子トイレの数が日本一のフェス』ということで、去年女子トイレを増設したら、死ぬほどガラガラやったと。今年は少し減らすので、これだけは若干パワーダウンします(笑)」と断りを入れていた。

『コヤブソニック』会見中の様子
今年のアンバサダーで、キービジュアルのモデルとなった蛙亭・イワクラは「人間で一番尊敬しているのは小籔さんだし、日本一かっこいいライブフェスに携われて心から嬉しい」とコメント(5月21日・大阪市内)

さらに後日、第2弾の出演者発表も予定。それが誰かについては「ソロの男性で、若くはない」という、実にアバウトなヒントが出ていた。一応予想を立てつつ、続報を待とう。

『KOYABU SONIC 2025』は「インテックス大阪 4号館・5号館」(大阪市住之江区)にて開催。チケットは日券が大人1万2000円、中学生3500円、こども2000円。他に2日通し券、3日通し券もあり。出演者は日によって大きく変わるので、公式サイトでご確認を。

取材・文・写真/吉永美和子

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