GACKT、大阪・通天閣に降臨「今のところ不安でしかない」

2023.11.6 20:45

左から、ハイヒール・モモコ、二階堂ふみ、GACKT、片岡愛之助(11月6日・大阪市内)

(写真7枚)

映画『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』のプレミアイベントが11月6日、大阪の観光名所「通天閣」(大阪市浪速区)で実施され、主演のGACKT&二階堂ふみ、大阪府知事役の片岡愛之助、元大阪府知事役のハイヒール・モモコがレッドカーペットを練り歩いた。

「通天閣」のお膝元である新世界「通天閣本通商店会」に特設されたヒョウ柄のレッドカーペットを練り歩いたGACKTは、「興奮しております」と笑顔を見せ、モモコは「レッドカーペット楽しみにしてたんですけど、ヒョウ柄はよう踏めんかった」と関西らしいコメントで会場を沸かせた。

2019年公開の前作『翔んで埼玉』が興収37億円超の大ヒットを記録したが、その続編オファーには慎重だったというGACKT。「続編はやめましょう、と。1作目は実力ではなく、ラッキーだったんで。なので断らせていただきました」と明かすと、二階堂も同様に「私もやめましょうと。まぐれだと思っていたので、いい思い出のまま終わらせる方がいいんじゃないかなって」と、主演の2人が及び腰だったという。

映画『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』プレミアイベントに登場したGACKT(11月6日・大阪市内)

「埼玉県人には、そこらへんの草でも食わしておけ!」と言い放った東京都知事の息子・壇ノ浦百美(二階堂ふみ)が、恋心をいだいた転校生・麗(GACKT)が埼玉県の大地主の息子だと判明すると、完全に埼玉県派に寝返り、秘密裏に「日本埼玉化計画」を進めた前作。今回の続編では、埼玉解放戦線は次なる野望へと突き進み、関西を巻き込んだ東西ディスり合戦が展開される。

なんとか映画は完成したものの、GACKTは「今のところは不安でしかないですね。大阪の人を敵にまわすと怖いよ、と。今回、大阪は『悪』という表現になっているので、どういう風に受け取られるのか・・・」と心配そうな表情を浮かべるも、「この作品は僕らだけでは完成してなくて、みなさんの笑い声を含めて、そこで初めて完成する作品。大阪の劇場で観たらどうなるのか、と楽しみにしてます」と、最後は笑顔を見せた。

GACKTや二階堂のほか、「滋賀のオスカル」と呼ばれる桔梗魁役に杏、神戸を率いる妖艶な神戸市長役に藤原紀香、「滋賀のジャンヌダルク」役に高橋メアリージュン、和歌山解放戦線員役の天童よしみらが出演。同映画は11月23日から公開される。

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