歌い踊ることを心から愛するヒロインが、やがて戦後を明るく照らすスター歌手となるまでを描く連続テレビ小説『ブギウギ』（ＮＨＫ朝ドラ）。第１９回（１０月２６日放送）では、スズ子の母・ツヤの香川の実家からある手紙が届く。

ヒロイン・スズ子（趣里）が所属する「梅丸少女歌劇団（ＵＳＫ）」で次世代へとバトンが渡された頃、羽鳥善一（草彅剛）というひとりの青年が夢を抱いて大阪から上京していた。

「桃色争議」から１年後、香川にあるスズ子の母・ツヤ（水川あさみ）の実家から手紙が届く。スズ子に法事に出てほしいという内容に、ツヤと梅吉（柳葉敏郎）は戸惑いを隠せないでいた。

一方、スズ子の弟・六郎（黒崎煌代）は、近頃ある疑問を抱いていた。それは、スズ子と六郎は、実は本当の兄弟ではないのではないかというもので･･･。

本作は、戦後「ブギの女王」として一世を風靡した歌手・笠置シヅ子さんをモデルに、歌の才能を開花させて上京したヒロインが、昭和を代表するスター歌手として激動の時代を生き抜いていく物語。