国の重要文化財「平安神宮」（京都市東山区）で、「ＪＲＡ京都競馬場」（京都市伏見区）による奉納ライトアップ『Ｂｌｏｏｍｉｎｇ』が１０月６日から開催。馬が花と戯れる様子が、幻想的なプロジェクションマッピングで表現されている。

今年４月に大改修を終え、１０月７日から約３年ぶりに秋競馬が開催される「ＪＲＡ京都競馬場」。それを記念して開催される今回のプロジェクションマッピングでは、平安神宮入口の應天門から大極殿までの約８５メートルにわたってライトアップされ、『秋華賞』や『菊花賞』をイメージした秋桜や菊の花が咲き乱れる。

ライトアップされた大鳥居、應天門を抜けた先には、早速堂々たる立ち姿の馬像がお出迎え。 馬の頬をなでると、マッピング演出でその周辺の地面に花が咲き、お尻をなでると馬が走り出したかのように足元の花が動き出すなどの仕掛けで楽しませてくれる。

また、大極殿の近くの地面には秋桜や菊など、無数の花々が風に浮き立つ芝のように流れ、その上に馬の足跡がランダムに出現。大極殿の屋根に投影されるメインプロジェクションマッピングは、集まった花々が馬の形になり、空に向かって駆け抜けていくなど、疾走感と没入感のある演出が披露される。

期間は１０月６日〜１４日。時間は夕方５時半〜夜９時まで（最終入場は夜８時半）。入場無料。