大阪の下町で育ったヒロインが、やがて戦後を明るく照らすスター歌手となるまでを描く連続テレビ小説『ブギウギ』（ＮＨＫ朝ドラ）。第９回（１０月１２日放送）では、「梅丸少女歌劇団」初の単独公演を前に鈴子が百日咳にかかってしまう。

ついに「梅丸少女歌劇団（ＵＳＫ）」念願の単独公演が決まり、新人にもデビューのチャンスが巡ってくる。しかし、ヒロイン・鈴子（澤井梨丘、のちの趣里）は百日咳にかかってしまい、３カ月後に迫る単独公演への出演は難しいだろうと告げられる。

両親のツヤ（水川あさみ）と梅吉（柳葉敏郎）は、高熱でうなされる鈴子が死んでしまうのではないかと心配する。一方、鈴子の同期の白川（小南希良梨）と桜庭（木村湖音）は、鈴子がいなくなったことで同期の大切さに気が付き始めて･･･。

本作は、戦後「ブギの女王」として一世を風靡した歌手・笠置シヅ子さんをモデルに、歌の才能を開花させて上京したヒロインが、昭和を代表するスター歌手として激動の時代を生き抜いていく物語。