２００７年、尾崎雄貴（Ｖｏ＆Ｇｔ）、尾崎和樹（Ｄｒ）を中心に北海道・稚内で結成されたロックバンド・Ｇａｌｉｌｅｏ Ｇａｌｉｌｅｉ（ガリレオ・ガリレイ）が、１１月１３日に大阪「なんばＨａｔｃｈ」（大阪市浪速区）にてワンマンライブを開催する。

音楽の甲子園と言われる１０代限定のオーディション『閃光ライオット』の初代グランプリという肩書きを引っさげ、メジャーデビューを果たしたガリレオ・ガリレイ。アニメ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』のオープニングテーマ『青い栞』、ドラマ『荒川アンダー ザ ブリッジ』の主題歌『さよならフロンティア』、アニメ『ハイキュー！！』のエンディング曲『クライマー』など、若者の心をとらえる多くのヒット曲を生み出してきた。

２０１６年の「日本武道館」公演をもって、一度は活動を休止した彼らだが、２０２２年１０月に尾崎雄貴、尾崎和樹、ベーシストの岡崎真輝、ギターの岩井郁人の４人による新体制での活動再開を発表。

バンドの原点を伝えるべく、２０２３年３月に過去音源を中心としたボックスセット『Ｔｓｕｎａｇａｒｉ Ｄａｉｓｕｋｉ Ｂｏｘ』を、５月には７年ぶりのニューアルバム『Ｂｅｅ ａｎｄ Ｔｈｅ Ｗｈａｌｅｓ』をリリース。春から夏にかけて全国５都市のＺｅｐｐツアーを開催した。

今回の「なんばＨａｔｃｈ」公演は、札幌・大阪・東京の３都市で開催されるツアー『Ｗｉｎｔｅｒ Ｈａｒｖｅｓｔー冬の収穫祭−』の一環。静謐さと情熱をあわせもつ、情感あふれるギターロックサウンドとボーカル尾崎の歌声の魅力はそのままに、６年間というインターバルを経て、より自由に進化を遂げたガリレオ・ガリレイ。

かつて彼らの音楽に心を掻き立てられた人はもちろん、彼らを知らない人も、この機会にバンド名に恥じないワクワクするような探求心あふれる音楽を体験してみて欲しい。

チケット一般発売は９月９日。前売り５５００円（１階スタンディング、２階指定席、入場整理番号付、ドリンク代別途６００円）で、小学生以上有料（未就学児は保護者同伴に限り入場無料）。

文／井口啓子