漫画・アニメのグッズや本などをあつかう専門店「まんだらけ」が、１０月１７日に開業予定の新商業施設「京都高島屋Ｓ.Ｃ.」（京都市下京区）に出店。「高島屋にまんだらけというパワーワード」とＳＮＳをざわつかせたこのニュースについて、詳細を訊いた。

「京都で一番の待ち合わせ場所」をコンセプトとし、従来の「高島屋京都店」に増設される新たな専門店ゾーン「Ｔ８」。「まんだらけ」はその４階フロアにオープンする。同社の担当者によると、京都店独自の取り組みとして、店内には鳥居をモチーフにした装飾をおこなうという。

また京都らしい要素を散りばめ、まんだらけならではのマニアックな商品を展開させることで、京都の歴史とサブカルチャーを融合させようという狙いを込めているとか。

今回の出店に際し、「従来のまんだらけユーザーに加え、百貨店の顧客や国内外からの観光客、エンタメやサブカルチャーを求めるファンなど、幅広いユーザーを迎えようという狙いがあります。多種多様な商品でユーザーの満足度を高められれば」とコメントした。

ＳＮＳでは、本やおもちゃの販売・買取をおこない、マニア御用達な同店だけに、京都店での取り扱い商品を気にする声も。広報担当者によると、ヴィンテージムック本やアート＆サブカル関連書籍、ＤＶＤやＣＤなど映像関連のソフトをはじめ、各種トイやドール、アンティークおもちゃやホーロー看板、企業ノベルティグッズ、カード・シールなどを取り扱っていく予定だという。

「まんだらけ京都ｉｎ高島屋」は、「京都高島屋Ｓ.Ｃ.」および「Ｔ８」の開業日にあわせ、１０月１７日にオープンする。そのほか、約６万冊のアート書籍が集まる「京都 蔦屋書店」やゲーム会社「任天堂」の直営店「Ｎｉｎｔｅｎｄｏ ＫＹＯＴＯ」なども出店予定。

取材・文／つちだ四郎