人気漫画『北斗の拳』（原作：武論尊、作画：原哲夫）をミュージカル化した話題作『フィスト・オブ・ノーススター～北斗の拳～』が９月２３日、ＷＯＷＯＷにて放送されることが決まった。

１９８３年〜１９８８年に『週刊少年ジャンプ』（集英社）で連載され、コミックス累計発行部数１億部を突破した同作品。最終戦争後の暴力が支配する世界を舞台に、北斗神拳の伝承者・ケンシロウが救世主として成長していく姿を描いている。

ミュージカル版は、ブロードウェイなどでも活躍する作曲家フランク・ワイルドホーンが音楽を手がけ、大河ドラマ『どうする家康』で浅井長政役を好演した大貫勇輔が主人公・ケンシロウを務めた。ヒロインのユリアは平原綾香＆Ｍａｙ’ｎ、ケンシロウの兄・ラオウは福井晶一＆永井大がそれぞれＷキャストで演じ、このほかにも豪華出演者が熱演した。

２０２１年の初演時には、専門誌『ミュージカル』が選ぶ『２０２１年ミュージカル・ベストテン』で総合４位、オリジナルミュージカル部門で１位に輝くなど注目を集め、ファンの間でも「ネタのつもりで観に行ったのに気がついたら沼ってたやつですよ･･･」「恋しくて仕方なかったアタタミュをオールキャストでまた観れるなんて最高。ＷＯＷＯＷさん、ありがとうございます」と反響を呼んでいる。

放送は、９月２３日・夜８時から。また、１０月にも別キャストによる同公演の配信が予定されている。いずれも収録されたのは、劇場「Ｂｕｎｋａｍｕｒａオーチャードホール」（東京）の２０２２年９月２８日の各公演。追加情報などの詳細は公式サイトにて。