１９８０年代のテレビアニメ『魔法の天使クリィミーマミ』の４０周年を記念する展示会が１０月に大阪で開催。過去最大規模となり、描き下ろしイラストや貴重な原画など約２００点が一堂に会する。

１９８３年に放送がスタートした『魔法の天使クリィミーマミ』。アニメスタジオ「スタジオぴえろ」初のオリジナルストーリー作品として当時話題を集めた。魔法少女に芸能界の要素を取り入れることで、ファンタジー性の高いほかのアニメとは一線を画すスタイルがヒットにつながったという。

展覧会は７月の東京を皮切りに全国２都市を巡回。会場には描き下ろしのイラスト３点をはじめ、キャラクターデザインを手がけたイラストレーター・高田明美の原画などが展示される。アニメの名シーンを再現した額装や、スタジオや関係者が保管していた設定資料、色指定、台本など貴重なアニメ素材が並ぶほか、高田氏の版画や図録などファン垂涎のグッズも発売される。

情報が公開されるとＳＮＳには、「ホント、クリィミーマミの人気は当時から根強いよね」「娘もハマってるので、親子で楽しみです！」「これは行かねばっっ」と喜びの声が寄せられた。

会場は百貨店「なんばマルイ」５階イベントスペース（大阪市中央区）。期間は１０月２７日〜１１月１２日（時間は未定）。チケットは一般１０００円ほか。詳細は公式サイトにて。