兵庫県内の車両公開ツアーが、７月から始まる大型観光キャンペーン『兵庫デスティネーションキャンペーン（以下、兵庫ＤＣ）』の特別企画として開催。鉄道マニアには垂涎の体験も登場する。

ＪＲグループ６社と地元自治体、観光事業者が一体となった『兵庫ＤＣ』。さまざまな企画が予定されるなか、「山陽電気鉄道株式会社」「神戸電鉄株式会社」「神戸市交通局」「西日本旅客鉄道」の４鉄道会社は、車両の撮影や運転士・車掌体験などができる４つの鉄道ツアーを企画した。

トップバッターは『東二見車庫見学ツアー』（山陽電車）。７月２２日、８月１９日、９月２日で本線を走行しない貴重な車両の写真撮影と、運行指示書である運転士用「スターフ」の制作体験ができるとのこと（各回３２人・大人１万１０００円〜、小学生６０００円／８月１９日のみ大人１万４０００円、特別な部品発売会を実施）。

ほかにも、実車を使用した扉開閉体験ができる『鈴蘭台車両基地見学＆車両撮影ツアー』（神戸電鉄）や、２０２３年３月に勇退した１０３系車両の撮影会や床下機器・主制御器を案内してくれる『明石支所１０３系撮影ツアー』（ＪＲ西日本）など、推し車両を選んで体験できるツアーとなっている。

全４種の鉄道ツアーの申し込みは、「山陽電車」が７月３日、「神戸電鉄」が７月１０日、「神戸市交通局」が７月１８日、「ＪＲ西日本」が７月２４日（すべて昼１１時〜）より、ＥＣサイト「赤い風船 関西版」（日本旅行）にて発売。それぞれの日程や料金については同サイトにて。