旅行情報誌「じゃらん」（代表：北村吉弘）が６月末、『人気観光地 満足度ランキング２０２３』を発表。関西の数ある観光地のなかから軒並みランクインしたのは「癒やしスポット」だった。

約６２００人に訊いた「２０２２年に宿泊旅行で訪れたもう一度行きたい観光地」を、エリア別に順位化した同ランキング。「関西・北陸部門トップ２０」では１位に、定番観光スポット「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」（大阪市此花区）が輝いた。

２位に続いたのは、近くに千畳敷や円月島などがあり豊かな自然も体感できる「白浜温泉」（和歌山県）。そしてその後も、７位に金泉・銀泉の２つの泉源が湧き出る「有馬」（兵庫県）、１０位に外湯めぐりが楽しめる情緒ある温泉街が魅力の「城崎温泉」（兵庫県）と、温泉地が多くランクインした。

この結果について『関西・中国・四国じゃらん』の鳥羽舞衣子編集長は、「２０２２年と比較し、テーマパークが順位を伸ばしました。お出かけの再開による影響と見られ、レジャー意向の高まりを感じさせる結果です。癒やしを求める旅ニーズも高まっているためか、有名温泉地が数多くランクインしているのも今年ならではの特徴ですね」とコメントした。

『じゃらん人気観光地満足度ランキング ２０２３ 【関西・北陸】』
１位　　ユニバーサルシティ（大阪府）
２位　　白浜温泉（和歌山県）
３位　　下呂温泉（岐阜県）
４位　　伊勢・二見（三重県）
５位　　金沢・湯涌（石川県）
６位　　淡路島（兵庫県）
７位　　有馬（兵庫県）
８位　　加賀温泉郷（石川県）
９位　　飛騨高山（岐阜県）
１０位　城崎温泉（兵庫県）
１１位　京都市（京都府）
１２位　長島（三重県）
１３位　若狭・敦賀・小浜（福井県）
１４位　おごと温泉（滋賀県）
１５位　那智勝浦・太地（和歌山県）
１６位　熊野古道（和歌山県）
１７位　鳥羽（三重県）
１８位　あわら温泉・三国（福井県）
１９位　彦根（滋賀県）
２０位　箕面温泉・能勢温泉（大阪府）