■ ＶＲだからこそできたホラー表現

──今回は新機軸で本当に楽しませていただきました。

清水：ありがとうございます。ホラー好きじゃない、普段は興味が向かない人にも見て欲しいんですよ。西畑くんファン、生駒ちゃんファン、怖いの苦手な人も２人の推しの人は見てくれると思うんです。世界と人の繋がり、そして距離感の物語です。映画として楽しんでもらえたら。

生駒：メッセージがすごいと思う。

──僕みたいな、本当にホラーだけじゃなくてＳＦ好きな人も設定に深さもあるので、そのあたりもとてもユニークでしたね。

清水：若者もじいちゃんも年端もいかない中学生も出ているので。

──そこに結構重きを置いたうえで、過去の物語、現在の物語が関わってくるので。

生駒：「人間って･･･」という話ですよね。自然に見れましたし、ホラーの場面はＶＲと言うものを使っているからこそ、あんな表現が出来るなという。

清水：ＳＦっていうと、ＣＧの予算を沢山使ったハリウッド大作が多いので。そうじゃないところでやりきった日本映画もあるよ、ってところを見て欲しいなぁと思いますね。