高知の造り酒屋の跡取りとして生まれた主人公が植物の魅力に惹かれ、やがて植物学者としてひたむきに草花に向き合う姿を描く連続テレビ小説『らんまん』（ＮＨＫ朝ドラ）。第４０回（５月２６日放送）では、万太郎が同志の学生たちと今後の夢を語らう。

主人公・万太郎（神木隆之介）は、意中の相手・寿恵子（浜辺美波）と話す中で、「日本中の植物を載せた植物図鑑を作る」という壮大な目標を見つける。万太郎は、東京大学の学生・波多野（前原滉）、藤丸（前原瑞樹）、丈之助（山脇辰哉）と夢を語らい、まずは植物学の雑誌を作ろう、と盛り上がる。

一方、寿恵子は、叔母・みえ（宮澤エマ）に頼まれ、元薩摩藩士の実業家・高藤（伊礼彼方）の元へ菓子を届けに行く。そこには、万太郎たちが通う植物学教室の教授・田邊（要潤）の姿もあり･･･。

本作は、「日本の植物学の父」と称される牧野富太郎（まきのとみたろう）の人生をモデルに、激動の時代を天真爛漫に駆け抜ける植物学者の物語。放送は、ＮＨＫ総合で朝８時から、またＢＳプレミアム・ＢＳ４Ｋでは朝７時半からスタート。