らんまん第7週振りかえり・ボタン

2023.5.19 08:15

ボタンの花の写生をする万太郎(神木隆之介)(C)NHK

(写真5枚)

高知の造り酒屋の跡取り息子として生まれた主人公が、やがて植物学者となって天真爛漫に明治の世をかけぬける様を描く連続テレビ小説『らんまん』(NHK朝ドラ)。5月20日は、「ボタン」と題する第7週(5月15日〜19日放送)を振りかえる。

主人公・万太郎(神木隆之介)は、立ち寄った和菓子屋「白梅堂」で、以前東京を訪れた際に一目惚れした看板娘・寿恵子(浜辺美波)と再会する。再会の喜びに浸る万太郎だが、植物学の研究のために「東京大学」を訪問するための準備を進めていく。

一方、寿恵子は、新橋の料理屋の女将である叔母・みえ(宮澤エマ)から、外国の要人を迎える社交場「鹿鳴館」の開館に向けてダンスを習うよう勧められる。寿恵子が玉の輿に乗れるように世話を焼くみえは、「新政府の役人と懇意になるチャンスだ」と誘うが、寿恵子の母・まつ(牧瀬里穂)は反対する。

かつて柳橋の芸者として名を馳せていたまつは、武家の人間に妾として見初められて寿恵子を産んだが、我が子には自分と同じ道を歩ませたくはないと考えていた。しかし、そんな母の心配をよそに寿恵子はまだ見ぬ世界に憧れを抱くのだった。

叔母の笠崎みえ(右、宮澤エマ)から話を聞く寿恵子(左、浜辺美波)、まつ(中央、牧瀬里穂)(C)NHK

そうして、大学へ向かう準備を整えた万太郎は、長屋の住人らに見送られていよいよ憧れの東京大学の植物学教室へと向かう。博物館で書いてもらった紹介状を手に、「青長屋」とよばれる校舎に足を踏み入れた万太郎は、植物研究の最先端の場を目の当たりにして興奮する。

万太郎は、助教授の徳永(田中哲司)や講師の大窪(今野浩喜)、学生の藤丸(前原瑞樹)など植物学教室の面々と次々に顔を合わせる。そこへ、植物学教室の初代教授である田邊(要潤)が現れる。田邊に東京大学で研究をさせてほしいと懇願する万太郎だが、万太郎が小学校中退だと知った徳永と大窪は猛反対する。

教室内には不穏な空気が流れるが、熱意を伝える万太郎は「植物が好きゆう気持ちは、誰にも、あなた方にも引けはとらん。土佐の野山がわしの血肉じゃ」と啖呵を切る。そして万太郎が自らの手で作り上げた「土佐植物目録」を取り出すと、それを目にした植物学教室の面々は一転して興味を示す。徳永と大窪はなおも反対するが、田邊は「私は君が欲しい」と万太郎を認め、教室へと迎え入れる。

田邊(左、要潤)に大学への出入りを懇願する万太郎(右、神木隆之介)(C)NHK

植物学教室への出入りを特別に許された万太郎は、同じ長屋の住人で東京大学の学生・丈之助(山脇辰哉)から、にわかには信じられない様子ではありながらも「明日追い出されるとしても、居ていい間はがんばれ!」と励まされる。故郷・尾張で「神童」と呼ばれながら、大学で落第生となってからは挫折の日々を送っている丈之助は、万太郎の境遇に複雑な思いを抱きながらも、葛藤の末にエールを贈るのだった。

翌朝、万太郎は教室へ差し入れる手土産を買おうと、寿恵子のいる和菓子屋「白梅堂」へと立ち寄る。想いを寄せる寿恵子に菓子を包んでもらった万太郎は、「寿恵子さんの好きな植物ゆうがは何かありますろうか?」と問う。そして、寿恵子の好きな花が「牡丹」だと知った万太郎は、あることを思いつき・・・。

本作は、「日本の植物学の父」と謳われる牧野富太郎(まきのとみたろう)の人生をモデルに、激動の時代で草花と情熱的に向き合い続ける植物学者の物語。放送は、NHK総合で朝8時から、またBSプレミアム・BS4Kでは朝7時半からスタート。土曜日はその週の振りかえり。

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