７月に大阪で開幕するミュージカル『ファントム』でヒロインを務める女優・ｓａｒａ。５月１７日に大阪市内でおこなわれた会見に演出＆主演をつとめる城田優とともに登壇し、城田からの「期待しかない」という言葉に、笑顔を見せた。

『ファントム』は、オペラ座の地下深くに棲み着く怪人・ファントムと若き歌姫・クリスティーヌの儚くも美しい愛を描いた作品。２０１９年には城田が演出＆主演の二刀流をつとめたことでも話題となり、今回は４年ぶりの上演。ヒロインには期待の新人として注目を浴びるｓａｒａが抜擢された。

「梅田芸術劇場は小さな頃から通っていた場所で、ホームと呼べる場所。ここでクリスティーヌを演じられることは夢のようなできごと。自分が知らないことを作り上げていけることにワクワクしています」とｓａｒａは語る。続けて、「この体験は一生に一度あるかないかの、メモリアルな瞬間になる」と強く期待を込めた。

ｓａｒａはつい先日、ミュージカル『ドリームガールズ』で主要キャストとして華々しいグランドミュージカルデビューを飾ったばかり。若手ながらにも達観した芝居、圧巻の歌唱力で観客を魅了し、その実力は今回演出をつとめる城田も認めているよう。

「オーディションで見たときから、歌・ダンス・芝居どれを取っても素晴らしいの一言。『彼女に託そう』と思えましたね。期待しかないし、伸びしろしかありません」と太鼓判を押す城田に、ｓａｒａは時折うれしそうな表情を見せた。

ミュージカル『ファントム』は、７月２２日〜８月６日に「梅田芸術劇場メインホール」（大阪市北区）にて上演。チケットはＳ席１万４０００円ほか、現在発売中。キャストの詳細は公式サイトにて。