吉本新喜劇・島田珠代の芸歴３５周年記念の初日公演が「なんばグランド花月」（大阪市中央区）で５月１６日におこなわれ、その公演後に珠代をはじめ、共演者の藤井隆、辻本茂雄らが会見を実施した。

一時ツイッターのトレンド入りをするほど反響を呼んだ、代表的なギャグ「パンティーテックス」をはじめ、ハイテンションで体当たりな芸風でお馴染みの珠代。初日の舞台ではダンスと歌を織り交ぜた約５０分間、勢いそのままに駆け抜けた。

辻本は「珠代の３５年の歴史を凝縮してすべて出したっていう感じで･･･。共演者がずっと楽しそうに舞台に立ってて、全員いつもより声が出てましたね。共演者がお客さんのようになっていました」と振りかえり、珠代も「良い３５周年を迎えられました。すごく幸せです」と笑顔を見せた。

新喜劇の本公演出演は２２年ぶりの藤井は、「珠代さんがみなさんに愛されているのがすごい分かって。あと、３５年でまだヒットギャグが生まれているっていうのが本当にすごい！」と珠代を称賛。

続けて辻本も、「『チーン！』から始まって、ずっとやで！ ３５年間、このテンションでずっとやり続けているっていうのがすごい。･･･でも（舞台に）出る前はめっちゃ暗いんですよ。でも舞台に出たら『ウワー！』って。ほんまの芸人やね」と関心していた。

上昇し続けるパワーの源を記者陣から問われると、珠代は「やっぱり恋愛と仕事が終わってから飲む１日２本の缶チューハイです。本当にこれだけで作られています」と、照れながら明かしていた。

珠代の芸歴３５周年記念公演は５月１６日から２２日まで、「なんばグランド花月」にて開催。１階席４８００円ほか、時間は日程によって異なるため、詳しくは公式サイトにて。同公演は６月１７日、ＭＢＳにて放送予定。