スーパーマーケット「成城石井」が運営するワインバー「Ｌｅ Ｂａｒ ａ Ｖｉｎ ５２ ＡＺＡＢＵ ＴＯＫＹＯ（ル バーラ ヴァン サンカン ドゥ アザブ トウキョウ）」が関西初登場。４月２０日、商業施設「京阪モール」（大阪市都島区）内にオープンする。

２０１３年、東京・麻布十番に１号店を開業した同店。メニューの約７割が「成城石井」の厳選食材を使っており、商品の新たな魅力を発信すべく、店名の由来でもある５２週（１年間）にわたって旬の週替わりメニューとワインが登場する。

厳選されたワイン約１００種がそろい、グラスワイン（６４９円～）は気軽に飲み比べができるよう常時１０種以上がスタンバイ。ワインのお供にも注力しており、スーパー店舗でも取り扱う高級生ハムやチーズを切りたて・削りたてで用意。「盛り合わせ」メニューは既存店で特に人気が高いという。

たとえば、「生ハムとサラミ類６種盛り合わせ」（１２１０円～）のなかにある、同店おすすめの生ハム、スペイン産ハモン・セラーノ。１４カ月熟成させたコク深い旨みが魅力で、口のなかでとろけるよう約０.２ミリの薄さにスライスするこだわりようだ。

■ 同じくオープンする「成城石井ベーカリー」とも連携

また同日に下階に開業する関西初の「成城石井 ベーカリー」とも連携し、パン食べ放題付きのランチ（１１００円～・昼３時まで）を実施。週替わり生パスタや黒毛和牛ステーキ、スーパーフードとして注目の有機キヌア＆１３品目のサラダなどのメイン料理とともに、バケットなど４種のパンが食べ放題で味わえる。

そのほか、「京橋店」オープン限定メニューも登場。「神戸牛のグリル 黒トリュフのマディラソース」（２８４９円）といった地元・関西の食材をいかしたフードなどもあり、盛りだくさんの内容となっている。

関西初となる出店について担当者は、「バイヤー自らが現地におもむく弊社の商品調達力をいかし、この店舗が本場の味わいを実感してもらえるきっかけになれば。好みのものがあれば、モール内のスーパー店舗にも寄っていただきたい」と相乗効果に期待を寄せる。

場所は「京阪モール本館」ノーステラス２階（「成城石井 ベーカリー」の上階）。営業は昼１１時～夜１１時（ＬＯは夜１０時）。

取材・文・写真／塩屋薫