土佐の造り酒屋に生まれ、跡取り息子として育てられた主人公が、やがて植物学者として名を残す連続テレビ小説『らんまん』（ＮＨＫ朝ドラ）。４月１４日に放送された第１０回では、新政府の方針で学問所が廃止され、万太郎たちは小学校に通い始める（以下、ネタバレあり）。

新政府によって学問所が廃止され、万太郎（小林優仁）が通う「名教館」も小学校へと変わった。初めて女子の入学も認められ、姉・綾（高橋真彩）とともに小学校へ通う万太郎。しかし、これまで高度な学問にふれてきた万太郎にとっては、授業内容が簡単すぎてつまらない。

授業を尻目に、教室の壁にかかっていた「植物図」や校庭の草花に夢中になっているうち、先生からこっぴどく叱られる万太郎。小学校の授業に物足りなさを感じていた万太郎は、「勉学はどこでも続けられる」と辞めてしまうのだった。

さらに時が流れ、成長した万太郎（神木隆之介）とお目付け役の竹雄（志尊淳）が登場した今回の放送。ＳＮＳでは「万太郎くん成長したぁぁぁぁ」「竹雄も立派になって」「でも中身は変わらず万太郎だー！」「来週からいよいよ神木くんの万太郎･･･」など、子役陣との別れを惜しむ声とともに今後の展開に期待が寄せられ、ツイッターでは「神木くん」など関連ワードがトレンド入りした。

放送はＮＨＫ総合で朝８時から、ＢＳプレミアム・ＢＳ４Ｋでは朝７時半からスタート。土曜日はその週の振りかえり。

文／つちだ四郎