大阪ミナミの「黒門市場」をギュッと凝縮、精鋭11店舗が門真に

2023.4.15 20:45

「三井ショッピングパーク ららぽーと門真」内にオープンする「黒門市場」

(写真9枚)

4月17日にオープンする大型複合施設「三井ショッピングパーク ららぽーと門真」(大阪府門真市)。その1階に、大阪ミナミにある「黒門市場」(大阪市中央区)を凝縮したエリアが誕生する。

■ 本家は150店舗、スモールバーションはいかに?

本家の「黒門市場」は、全長580メートルのアーケードに、フグをはじめとした海産物や飲食店が約150店舗並ぶ、活気ある市場。そんな黒門市場を同施設に持ってくるというコンセプトのもとに、今回のエリアが実現した。

ショッピングモール内でありながらも手軽に海産物を購入することができる

集まった店舗は、活魚の老舗卸問屋が手掛ける「すし処 深廣」、物販・飲食コーナーを併設する「黒門三平」、地域の人や芸能人にも愛される老舗カレー専門店「ニューダルニー」、お買い得感のある肉を販売する「牛兆」、110年以上続く製麺所の「釜揚げうどん二葉」のほか、たこ焼き、とんかつ、中華、スイーツの11店。ほとんどが、商業施設に挑戦したいと、黒門市場の組合に立候補した意欲ある店舗だ。

■ 「商業施設への出店は夢でした」(1947年創業「ニューダルニー」店主)

具材がとけるほど煮込まれた「昭和のビーフカレー」(オープン記念特価490円・通常料金680円)や、カリカリの衣をまとうエビフライがついた「しゃちほこカレー」(830円)を名物とする「ニューダルニー」店主・吉田清純さんも、出店に手を挙げたひとり。

1947年創業のカレー屋「ニューダルニー」の名物「しゃちほこカレー」(写真手前)

「黒門市場で50年以上、家族で営業してきて、商業施設の出店は今回が初めてです。夢だったので、挑戦しました」と、声を弾ませる。

本店ではカレーメニューは4種類のみだったが、幅広い客層に合わせてカレーは約20種追加(GWあたりから順次開始)、コーヒーや「昭和パフェ」などの喫茶メニューも100種以上用意するなど、さまざまなオケージョンに対応すべく、意気込んでいる様子。

「ニューダルニー」店主・吉田清純さん

また、「黒門三平」の代表取締役・岩﨑祥一さんは、「本家の黒門市場はインバウンドの方が多いのですが、ここは日本人向けの品揃えを今後もしていこうと思っています。地域の方に気に入っていただいて、両方の黒門市場が、相乗効果で賑わえばありがたい」と話した。飲食コーナーでは本店でも人気の「海鮮丼」(1650円)や「マグロ丼」(1430円)などの「本日の丼」を販売する。

黒門市場をイメージした大型の提灯が印象的なエリアには、店舗共用席が用意されているので、市場で人気の食べ歩きもここならゆっくり座って味わえ、それぞれのチョイスを持ち寄っても良さそう。レストランの営業時間は朝10時から夜22時(店舗により異なる)。

取材・文・写真/太田浩子

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