日本初の民間ロケット発射場「スペースポート紀伊」（和歌山県東牟婁郡）から２０２３年に打ち上げ予定のロケット第１号「カイロス」。それを応援するラッピング列車の運行が、３月３１日からスタートする。

小型ロケットで人工衛星を打ち上げる商業宇宙輸送サービスの提供を目的に建設された「スペースポート紀伊」。これにより、宇宙を活用したビジネスの成長が期待されている。

今回、記念すべき第１号のロケットの発射を盛り上げるべく、特急くろしお２８７系１編成の、最前部と最後部２両の車両前頭部と車両側面を「ロケットカイロス号」仕様に装飾。

和歌山県、大阪府、京都府を走り、車内ではロケットカイロスの紹介が放送されるという。運行区間は新大阪駅から新宮駅間となり、吹田総合車両所京都支所（向日町）から新大阪駅間も回送で走行する。運行ダイヤは日によって異なる。