大阪市内の「新オアシス」が鶴見緑地に誕生、一面水辺の開放空間

2023.3.25 09:30

屋内テラス席からは、美しい景観が楽しめる

(写真9枚)

大阪市内でも屈指の公園「花博記念公園 鶴見緑地」(大阪市鶴見区)内に、カフェ&レストラン「BOTANICAL HOUSE(ボタニカル ハウス)」が3月25日オープン。お花見にもぴったりなテラス席など、美しい景観とともに食事が楽しめる。

1990年に開催された『国際花と緑の博覧会』の舞台となった同公園。122ヘクタールもの敷地には大阪市内とは思えないほど豊かな森が広がり、市民らの憩いの場に。同店はそんな公園の中心にある大池に面し、店内・メニューともに「花博」の理念を継承する「ボタニカル(植物)」がテーマとなっている。

「大きな樹の下に集うように」との思いから木造の大屋根が広がり、最大で120席を超える客席はシーンに合わせて3エリアを用意。たっぷりと自然光が差し込む半屋外空間のテラスはゆったりしたソファ席が充実し、なかでも池に面したカウンター席は、目の前に噴水や緑、オープン時期には桜を鑑賞できる特等席となっている。

さらに、プライベート感を重視したい人向けには、コンテナをイメージした間接照明の室内席も。まるで池の上にいるようなガラス横の席もあり、夕日が水面に映る時間帯もおすすめとか。バーベキューを実施予定(GW以降)の屋外テラス席も期間限定で登場し、一部のエリアは公園利用者のニーズに合わせ、愛犬の同伴も可能なのもうれしい。

木がふんだんに取り入れられた、屋内テラス席(52席)

旬野菜やハーブをふんだんに味わえるメニューは、「ボタニカルハウス バーニャカウダ」(1880円)や野菜&魚介のパスタなどがスタンバイ。「バターミルクチキンカレー」(1280円)など特製カレーは、トマトソースがベースのほどよい酸味が魅力で、どの世代にも合いそうな味を意識したそう。さらに、「小さなお庭のミルフィーユ」(1280円)など、スイーツはいずれもエディブルフラワー(食用花)で彩られ、華やかな見た目も楽しめる。

同店の担当者は、「食事をしながら池越しにこんなにたくさんの桜が見渡せる空間は、大阪市内でも珍しいのでは。多くの方で賑わう場所ですので、公園の一部になれるようナチュラルテイストにこだわりました。お散歩のついでに気軽に寄ってもらい、地域に愛される店になりたいですね」と期待を寄せる。

今後はアフタヌーンティーやビアガーデンなども実施予定。季節や利用人数に応じて、フレキシブルな空間づくりを展開するという。営業時間は昼11時~夕方6時、土日祝は夜9時まで。水曜休み。店内43席・屋内テラス52席・屋外テラス32席(季節限定営業)。

取材・文/塩屋薫

「BOTANICAL HOUSE」

2023年3月25日(土)オープン
場所:大阪市鶴見区緑地公園2-163
営業:11:00~18:00、土日祝~21:00 ※水休み
電話:06-6967-8399

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