６０周年を迎える「近江ちゃんぽん」（本社：滋賀県彦根市）の記者発表会が３月２０日、大阪市内でおこなわれ、「フジパン」（本社：名古屋市）とのコラボ商品が発表された。４月１日から関西全域で発売される。

２０２３年で創業６０周年という節目を迎えた同店。「滋賀県民の県民食から国民食へと進化させ、末永く愛される商品に育てていきたい」との想いから、今後さまざまな新規事業に取り組んでいくという。

そのひとつがフジパンとのコラボ商品。記者発表に登壇したフジパン枚方工場の鏡味敏之工場長は、「開発に約４カ月かかりました。パンに合う和風だしを開発するのに苦労した。パンチが出るようにコショウを使い、野菜のシャキシャキ感が残るように工夫した。和と洋のコラボが難しかった」と振りかえった。

記者会見では、お笑い芸人・ダイアンによる試食もおこなわれた。２人は「ぼくたちは近江ちゃんぽんを愛しているので厳しいですよ」と前振りをしつつ、みんなが見守るなか実食。

ひと口食べた津田は開口一番「うますぎやろ！　完全再現」と絶賛。ユースケも「麺もキャベツもねぎも入っていて、まるでちゃんぽんが入ってるみたい。パンとちゃんぽんの融合がすごい。めちゃくちゃうまい。最高」と気に入っている様子だった。