「今までのチーズバーガーじゃ物足りなくなりそう」･･･２月中旬にハンバーガーチェーン「バーガーキング」（代表：野村一裕）から発売された「キング・イエティ ザ・ワンパウンダー」。発売後には、そのボリュームにさまざまな声が挙がり、同店ＬＯＶＥＲな３０代女性記者も波に乗るべく、１５００キロカロリーの超大作に挑んだ。

■５００ｇ超え…バーガーというより「肉肉肉」

１月に「チーズバーガー界を見おろすデカさ」と発売された「ゲレンデシリーズ」の締めくくりとして登場する同商品。ゲレンデの雪を彷彿させるホワイトチーズソースとともに、ビーフパティ４枚とゴーダチーズスライス６枚で構成され、その重量はなんと５０７ｇ。シリーズ最大重量に仕上がっている。

強敵と真摯に向き合うため、今回はテイクアウトに。厚みは軽く７ｃｍほどある巨大バーガーは、食べやすさを重視し「ハーフカットオーダー」（無料）で注文したものの、上から下まで一度に口に収めるのは至難の業だ。

ひと口かぶりつくと、１００％ビーフのパティーは言わずもがな、肉肉しさがすごい！ それが４枚ってどういうこと･･･との思いが少しよぎったが、直火焼きのため油っぽさはなく、すんなりと受け入れることができた。６枚のチーズで塩気、またチーズソースが濃厚さに拍車をかけ、パンチのある味わいに。

このバーガー、レタスやトマトなどは入っておらず、野菜類はオニオンとピクルスのみのシンプルスタイル。バランス的にこの２つの要素がもう少しあれば･･･という方にうれしいお知らせ。野菜やソースなど、対象商品が増量できる「オールヘビー」（無料）というありがたいサービスがあるので、こちらで注文してみるといいだろう（当たり前に、その分総重量が増えます）。

半分食べきるころには、かなりの満腹具合。それもそう、半分で約７５０キロカロリー（農林水産省による「活動量の少ない成人女性の１日の摂取カロリー」の半分）。食べ終わった包み紙は、チーズの油でキラリとコーティングされていた。

一旦の休憩を入れ、もう片方のバーガーを手に取ると･･･完全に冷め切っている。が、肉肉しいパティは冷めても問題なし！チーズソースがしゅんだバンズもまた良き。約４時間かけて食べきったが、言えることは「急いで食べないで、そして食べきれなくても諦めないで」。ボリュームは想像以上で、食べきった後には謎の達成感が生まれた。

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「キング・イエティ ザ・ワンパウンダー」は単品２１９０円、フレンチフライＭとドリンクＭのセットは２４９０円。期間・数量限定で一部を除く全国の店舗にて販売。