飲酒運転撲滅を目的とするライブイベント『ＬＩＶＥ ＳＤＤ ２０２３』（主催：ＦＭ大阪）が２月１８日に「大阪城ホール」（大阪市中央区）でおこなわれ、２０２２年に活動を再開したバンド・ＳＯＰＨＩＡが登場した。

２０１３年にバンド活動を休止し、昨年１０月におこなわれた「日本武道館」のライブで９年ぶりの復活を果たしたロックバンド・ＳＯＰＨＩＡ（ソフィア）。今年１月に「大阪城ホール」でライブをおこなったばかりだ。

ボーカル・松岡充は、「１９９５年にデビューした、まだ名もなき頃にＦＭ大阪さんに局をあげて応援してもらって。だから、ＳＯＰＨＩＡというバンドは大阪から火がついたんですね。･･･つい最近、僕の車にも火がついたんですけど」と、２０２０年に自身の愛車が炎上した事件を自虐しつつ、イベントへの思いを語った。

また、ファーストシングル『ヒマワリ』ににちなみ、ファンがライブ会場にヒマワリを持参することがお馴染みになっているというＳＯＰＨＩＡ。会場で配布されたＳＤＤ特製の黄色いうちわを掲げるよう呼びかけ、「ここに咲く、ヒマワリたちに贈ります」というタイトルコールのもと、ライブをスタートさせた。

続いて大ヒットナンバー『街』で会場を沸かせると、合間のＭＣで「終盤だから疲れてるのかなって（観客を）心配してたんですけど、みんなに動かされました」と感動した様子に。

ラストは、「ＳＤＤ シンフォニックオーケストラ」とのコラボレーションで『夢』を披露。オーケストラとロックバンド、その日限りの特別編成での演奏に観客は大盛り上がりとなった。

ＭＣで、松岡は「ロックバンドはお酒を飲むイメージだろうけど･･･僕なんか朝６時半に起きてますよ」と、自身はお酒を飲まないことを明かしつつ、「酒を飲んだら運転しなけりゃいい」「争いごとになるような運転はやめよう」と、飲酒運転撲滅のメッセージを織り交ぜながらパワフルに歌い上げた。

ライブの模様は、３月１５日のＦＭ大阪『ＬＩＶＥ ＳＤＤ ２０２３ アンコールスペシャル』（昼３時～）にて放送される。

取材・文／つちだ四郎