京都に赤福「五十鈴茶屋」が県外初出店、伊勢名物が街中で

2023.2.16 07:00

2月15日にオープンした店舗。約1カ月後には暖簾がかかるなど、店構えがパワーアップする予定だ

(写真6枚)

三重県伊勢市名物の「赤福」の京都初となる常設店舗が2月15日、「ジェイアール京都伊勢丹」(京都市下京区)にオープン。同社が手がける和洋菓子ブランド「五十鈴茶屋(いすずちゃや)」が併設され、こちらは三重県外では初出店となる。

「赤福」を取り扱う店舗は各所にあるものの、店舗を構えるのは京滋地区初、満を持して和菓子の総本山・京都へ上陸する。「ジェイアール京都伊勢丹」東側出入り口すぐに位置し、名物の「赤福」(12個入・1200円)はじめ、毎月1日限定の「朔日餅(ついたちもち)」や、白餅黑餅などが揃う。

なかでも注目は、伊勢本店に併設する「五十鈴茶屋」の和洋菓子だ。こちらでは、季節の移ろいを表現した「節気菓子」(3個入・1200円)、黒豆まんじゅうや羊羹、パウンドケーキなど、常時6種類ほどを販売。当日に本店から直送される和洋菓子が、街中で手に取ることができる。

ショーケースに並ぶ五十鈴茶屋の商品。フルーツ大福など、季節限定の商品もラインアップ

同百貨店バイヤーの佐伯博宣さんは、「『JR大阪三越伊勢丹』オープン時には赤福さんにも出店いただいており、併設していた茶屋は大変反響がありました。『赤福』というと土産物のイメージが強いかと思うのですが、それだけでなく今回は品揃えも豊富にご用意しておりますので、日本らしさや季節の移ろいを表現されている赤福さんの魅力を、日常遣いで楽しんでいただけたら」とコメント。

「朔日餅」は事前予約制となっており、直近の3月1日販売分は、同百貨店オンラインストアにて2月25日・朝10時まで予約を受け付ける(限定数に達し次第終了)。

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