兵庫県尼崎市にある化学薬品メーカー「メック」（代表：前田和夫）が手がける愛犬のためのアプリが、１月３１日に本格始動。ペット時報機能や留守番中の活動計測機能にくわえ、ＡＩカメラ機能を新たにリリースした。

コロナ禍によるペットの家族化で、愛犬の留守番中の様子が気になる人が増加し、ペットカメラの需要も拡大。ただ、外出中は愛犬の様子を見る時間も少なく、「見ることができても何も対処できない」という声も上がる。そこで同社は、飼い主も楽しみながら愛犬の暮らしを覗き見できる、留守番音楽アプリ「ＯＴＯ ＴＲＩＰ オトとりっぷ」を開発。

同社では自動感知式ペットカメラのほか、愛犬に合わせてパーソナライズできる音楽機能を搭載。アプリ内で女性や小鳥の声、オオカミの遠吠えなどを流し、ペットの様子をタップするだけで反応パターンを自動分析してくれる。すると１００曲以上の中からリラックス系とアップ系に分かれた民族調やアカペラ、ドックフードのカサカサ音などさまざまなお気に入りの音楽が自動的にカスタマイズされるという。

ＡＩカメラはライブモニターとして留守中の様子が確認できるほか、１時間のうち愛犬が動いている３つのシーンを自動セレクトして保存。ペットだけを検知する独自の技術により愛犬だけを拡大フォーカスできる。

今までにない見守りカメラと犬専用の音楽機能などが搭載された、ペットのいる家族にうれしいハイブリッドアプリ。１月３１日より本格稼働、２月より有料化が予定されている。