開館1周年「大阪中之島美術館」、初となる大阪の日本画展

2022.12.25 07:30

北野恒富「宝恵籠」昭和 6 年(1931)頃 大阪府立中之島図書館

(写真5枚)

「大阪中之島美術館」(大阪市北区)は開館1周年を記念し、近代大阪の日本画に焦点をあてた『大阪の日本画』を1月21日より開催する。

同館で日本画展が開催されるのは今回が初。明治から昭和に至る近代大阪の日本画に焦点を当てた同展覧会は、「ひとを描く」「文化を描く」など6つのトピックに沿って約150作品が展示される予定だ。

商業都市として発展を遂げ、個性的で独特な文化圏を形成してきた街・大阪。江戸時代からの流れをくむ近代大阪の美術は、町人文化に支えられ、伝統にとらわれない自由な文化が花開いたとされている。

展覧会のポスターには美人画の名手・北野恒富(きたのつねとみ)『宝恵籠』(ほえかご)(昭和6年頃)を起用。北野は明治から昭和初期にかけて大阪の日本画を牽引した画家の1人で、女性を妖艶に描きあげる彼の作品は、「悪魔派」と揶揄されることもあったが、彼の描く人物表現からは美しさだけでなく人間味も感じられる。

そのほか、北野の門下生で近代日本を代表する女性画家・島成園(しませいえん)や大阪の庶民の生活を温かく描いた菅楯彦(すがたてひこ)らの作品も展示される。

展覧会『大阪の日本画』は2023年1月21日から4月2日まで開館。料金は一般1700円ほか。

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