アジカン伊地知、大阪・谷町で料理部グッズの「カレー粉」作り

2022.10.31 12:15

2種のカレー粉を作ったASIAN KUNG-FU GENERATIONのドラマー・伊地知潔(10月30日・大阪市内)

(写真7枚)

バンド界でも有数の料理好きとして知られるASIAN KUNG-FU GENERATIONの伊地知潔(Dr.)とフジファブリックの金澤ダイスケ(key)。2人が率いるFM802の料理部「ROCK&DISH」による食と音楽が融合したイベントが、12月6日に開催される。

■ イベント限定グッズの「カレー粉」を自ら調合

バンド業のかたわら、レシピ本を出し料理配信をおこなうなど「料理研究家」としての一面もある伊地知。今回、「ROCK&DISH」のイベントに向け、グッズとして販売される「オリジナルカレー粉」を自ら作ることに。

そこで伊地知が訪れたのは、大阪・谷町六丁目の「空堀商店街」(大阪市中央区)近くにあるスパイスショップ「シュローカスパイスワークス.」。店主でありワークショップもおこなう有馬さんにアドバイスをもらいながら、伊地知が調合や試食をおこない、2種類のカレー粉作りに挑戦。

「SLOKA SPICE WORKS.」の店主・有馬さんに教わりながら、スパイスを調合していくドラマー・伊地知潔(10月30日・大阪市内)

どちらもベースであるコリアンダーやターメリックといったスパイスは同じだが、1つ目は辛みのあるチリパウダーなどをくわえた「王道」、2つ目は甘い香りがするメースなどを入れた「変わり種」と、テイストの違う2種が完成した。後日金澤が2種を試食し、「良い」とジャッジされた方が商品化されるという。

カレーレシピを考案し、音楽フェスなどでカレー屋を出店した経験もある伊地知は、「意外とスパイスって入れないんだなというのが、今回発見でした。今まで、倍の量を入れてましたから。もしかしたらそれがうちのカレーの良いところだったりするのかな」と振りかえりつつ、「楽しかった!」と、自ら調合したカレー粉に満足した様子だった。

FM802料理部のイベント『ROCK&DISH』は12月6日、心斎橋の「Music Club JANUS」(大阪市中央区)にて開催。記念すべき第1回で、ゲストにKANA-BOONの谷口鮪を招き、伊地知と金澤が考案したワンプレートを来場客にふるまいつつ、セッションやトークをおこなう。今回、伊地知が作ったカレー粉もグッズとして会場限定で販売される。

料金は5500円(ワンプレートフード付)、 チケット最速先行は10月31日放送のFM802『UPBEAT!』(昼11時〜/DJ加藤真樹子)の番組内にておこなわれる。

取材・文/つちだ四郎

FM802『ROCK & DISH』

日時:2022年12月6日(火)・19:00〜
会場:Music Club JANUS(大阪市中央区東心斎橋2-4-30-5F)
出演:伊地知潔(ASIAN KUNG-FU GENERATION、PHONO TONES)、金澤ダイスケ(フジファブリック)ゲスト=谷口鮪(KANA-BOON)
料金:5500円(ワンプレートフード付、ドリンク代別)
※未就学児入場不可 ※全席指定

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