中国発のプチプラＥＣブランド「ＳＨＥＩＮ（シーイン）」が１０月２２日、大阪・心斎橋のユニクロ跡地にポップアップストアを期間限定でオープン。ＳＮＳでは「行くしかない！」と期待の声が多く寄せられ、注目が高まっている。ということで、一足先に店内を訪れてきた。

トップス２００円という驚異的な安さとトレンドをとらえたデザインで、若い世代を中心に絶大な支持を得ている同ブランド。２０２２年夏、大阪・梅田のビッグマン前の一画で２日間限定の小規模なポップアップを実施したところ、大盛況により入場制限がかかり、入れなかったという人が続出したそう。

そこで今回は、訪れた人全員を収容できる＆ゆっくり商品を見ることができるスペースを確保するため、２０２１年に閉店したグローバル旗艦店「ユニクロ心斎橋店」が入っていたビルでの開催が決定。１フロアを丸々使用したこの店舗には、８００点に及ぶアイテムがセレクトされており、この規模でのポップアップはなんと国内初となっている。

また今回のポップアップでは、初めて試着が可能に。ＳＮＳでも「実物が見てみたかった」という声が寄せられていたが、今回のイベントについて「ＳＨＥＩＮ」は、「どんなクオリティの商品が届くか不安だという方に、実際にアイテムを手にとって見ていただいて、安心してショッピングを楽しんでほしい」とコメント。品質や肌ざわりを確かめられるのはうれしいポイントだ。

売り場に入ると、まずは派手なフォトスポットがお出迎え。ここで撮影した自撮りなどをインスタグラムに投稿できるようにと、ＳＮＳ世代向けに打ち出されたアイデアで、その入り口付近には１０代〜２０代の女性に人気の韓国ファッションがズラリ。

フロアの中心には、ハロウィンを意識したゾーンが登場。個性的な秋服アイテムを展開している。ほかにもプラスサイズ、メンズ、キッズ、コスメ、さらにはペット用のアパレルなど幅広いアイテムが揃っているうえ、開催中は商品のラインアップが入れ替わるので何度もチェックしにいきたくなる。

購入には、通販である「ＳＨＥＩＮ」らしく、スマホを使って商品に付いたタグを読み込むことが必須。読み込んだ商品は後日自宅に配送されるシステムとなっている。期間は２０２３年１月２７日までの約３カ月間。営業時間は昼１１時〜夜８時まで（平日は昼１２時〜夜７時）。