２０２０年４月より休業していた大阪・梅田のコンパクトホテル「ファーストキャビン西梅田」（大阪市北区）が９月１６日、「美と健康」をテーマにリニューアル。話題のファスティングプランがあると聞き、体験してみました。

■ 「ファイテン」と提携した客室や大浴場

リニューアルに伴い、世界のトップアスリートに支持されているボディケアメーカー「ファイテン」（本社：京都市中京区）と提携した同ホテル。客室の壁面や天井に独自技術の素材「メタックス」を吹き付けた「ファイテンルーム」を室数限定で用意する。

また理想の寝姿勢を保つマットレスを全室に取り入れたり、大浴場に「ファイテンウォーターシステム」を採用するなど、泊まることで疲れを癒やす空間に仕上げたという。

そのなかで、さらに身体を整えることができる「ファーストファスティングー青木式１６時間断食プランー」（宿泊代にプラス１０００円）を導入。「１６時間断食」の提唱者である「あおき内科・さいたま糖尿病クリニック」の青木厚医師監修の下に独自開発されたプランで、初心者でも取り組める手軽さが特徴だ。

■ ホテル滞在だと意外と…？ 挑戦してみた

ジャンクフード＆お酒が好き、食事時間がバラバラ（深夜の日も）･･･と食生活が乱れまくっている筆者（３０代女）。今回、負担のかかった胃腸をリセットして健康状態を整えるため、興味がありつつハードルが高かった「ファスティング」に挑戦してみた。

１日のなかで食事をとらない時間を１６時間連続で作る、ということで、夕方５時半にゆでたまごと野菜スティックを食べ、６時にチェックインしてファスティングスタート。自宅だと誘惑が多すぎるが、ホテルは逆に部屋に籠もってテレビを見たり仕事をしながら特におなかも空かず、気づけば夜８時に。

プランのなかで許可されている「レスキューフード」としてナッツ類がラウンジに用意されており（食べ放題）、少し空腹を感じたときにポリポリ食べたり、水やデトックスウォーターを飲んだり、リーフレットに載っていた動画を見ながら筋トレをして、夜９時にお風呂タイム。

空腹度３０％くらいで深夜１時に就寝し、翌朝は８時に起きて、これも許可されているスムージーを飲み、朝１０時に「１６時間断食」が終了。すぐには体調の改善はわからなかったが、普段自分が思っているより食べ過ぎているということは再認識できた。

ホテルの場所はＪＲ大阪駅から徒歩１０分。宿泊料金は、ベッド横に着替えるスペースやサイドテーブルが設置された「ファーストクラスキャビン」は３０００円〜、気軽な「ビジネスクラスキャビン」は２５００円〜。

ファスティングプランはプラス１０００円で、デトックスウォーターの飲み放題＆ナッツ食べ放題、作りたてスムージー（５種類）またはハイボール１杯がセットとなる。