関東の音楽好き、お洒落好き、カルチャー好きからこよなく愛されてきたフェス『ＧＲＥＥＮＲＯＯＭ』。９月２４日・２５日には関西初となる『ＧＲＥＥＮＲＯＯＭ ＢＥＡＣＨ』が、南大阪のビーチエリア「センナンロングパーク」（大阪府泉南市）にて開催、ＶａｕｎｄｙやＳＩＲＵＰをはじめとする豪華アーティスト、最強のロケーション、恵まれた天候に大盛況の２日間となった。

これまで「横浜赤レンガ倉庫」などでおこなわれてきた同フェスは、アーティスト陣のラインアップはさることながら、従来の国内野外フェスとは思えないデザインに凝った会場も人気の理由のひとつ。来場者もそんな会場に合わせ、その時々のトレンドにマッチしたファッションで訪れ、ファッションメディアでは毎度「来場者スナップ」も公開されるほど。

今回はそんなフェスが関西に初上陸するということで、近年若者に人気の大阪・泉南エリアが選出され、「Ｓａｎｄｙ ｓｔａｇｅ」「Ｐａｌｍｔｒｅｅ ｓｔａｇｅ」の２つのステージが出現。また、ステージ間には景観に合わせたライトアップや装飾、日よけのテントなどが設置され、ステージを間近に楽しむ人もいればテントで心地よく音楽を聴く人、また砂浜で靴を脱いでリラックスモードで楽しむ人など、思い思いの過ごし方でビーチ×音楽を堪能した模様。

インスタグラムで「＃ｇｒｅｅｎｒｏｏｍｂｅａｃh」や「＃泉南ロングパーク」と検索しても、さまざまな投稿が見れるが、やはり海というロケーションに心を掴まれた人々は多かったようで「夕暮れにビーチで聴くネバヤン（ｎｅｖｅｒ ｙｏｕｎｇ ｂｅａｃｈ）で天に召されかけた」とのコメントや「夏の締め」として砂浜でチルアウトする様子などが多数アップされている。

アーティストは２日間で全２０組が出演し、１日目はＮｕｌｂａｒｉｃｈやＶａｕｎｄｙ、ＴＥＮＤＲＥやＢＯＮＮＩＥ ＰＩＮＫ、２日目にはＤｅｆ ｔｅｃｈにＡｗｉｃｈ、ｉｒｉ、ｎｅｖｅｒ　ｙｏｕｎｇ　ｂｅａｃｈ、また海外からは世界的ＤＪのＢｏｂ Ｓｉｎｃｌａｒなどが出演し、ＳＩＲＵＰはライブ中「関西で『グリーンルーム』が開催できるのはうれしい。地元（泉大津）も近いし、気持ち良い！」と、喜びをあらわにした。

本来であれば２０２２年が２年目の開催となるはずだったが、悔しくも昨年は中止となってしまった。関係者によると今後も関西で積極的に催したいとのことなので、２０２３年の関西版『ＧＲＥＥＮＲＯＯＭ』にも期待したい。