『第１５回 ベスト・ファーザー賞 ｉｎ 関西』の発表・授賞式が１０日、大阪市内のホテルで開催され、元阪神タイガース投手の岩田稔氏がスポーツ部門で受賞した。

昨年１０月２６日、家族全員が見守る引退セレモニーの記憶が新しい岩田氏は、壇上で「ベスト・ファーザー賞という栄誉ある賞をいただいて、最高です。この一言がパッと浮かびました」とコメント。

父親としての自身を、「プロ野球という世界で１６年間勝負して、家を空けることが多かったので、その分妻や子どもにたくさん迷惑をかけながら月日を過ごしてきました」と評価。続けて、「それが今、現役を引退して家にいる時間が多くなって、これからは現役のときにできなかった父親らしいことをやっていこうかな、と思っております」と決意表明した。

取材・写真／上地智