そしてついに候補生の５名が登場すると、会場のボルテージは一気に上昇。最後のテスト「アイドル自己紹介」「歌唱力テスト」がおこなわれた後、デビュー曲『似非デレラ』（エセデレラ）を初披露した。「ほろ苦い青春を歌った曲」とｋｅｎｔｏ自ら作詞し、アニメ『プリキュア』の主題歌を担当した馬瀬みさき氏が作曲を担当、また振り付けにもこだわったパフォーマンスに、見届け人芸人らも「想像以上！」と声を揃えるほどだった。

また、『ＺｉＤｏｌ』（ズィードル）という正式グループ名が明かされ、これで５人揃ってデビュー･･･と思いきや、一筋縄ではいかないこの企画。これまでの練習態度や当日のパフォーマンスを踏まえ、なんとデビューできるのは高見以外の４人と発表された。

これについて「今までの獲得チューブが０本だったこと、また今日のダンスで１０秒フリが飛んでいたこと」と説明したｋｅｎｔｏ。高見は正式デビューに向け、追加オーディションを受けることとなった。

終演後、プロデューサーのｋｅｎｔｏに今日の舞台について話を伺うと「すごくみんな輝いてました。悪ノリで始めた企画がこんなにも人を巻き込んで･･･感動しましたね。お客さんもうちわとか持ってきてくれるかな、とかちょっとは思ってたんですけど、実際にチューブの数がはんぱなかったことに驚きました（笑）。「マンゲキ」の下にある「ドンキホーテ」のチューブがかなり少なくなってるらしいです」とコメントした。

今回惜しくも正式メンバー入りを逃した高見については、「まぁ期待を込めてなんですけど、ちょっと厳しくいきました。でもこれは『高見の物語』なので。追加オーディションはＹｏｕＴｕｂｅで公開するので、そちらも見ていただければ」とアピール。

最後に、「みんな忙しいなか集まるので、短期集中型、ここぞというときにスゴい花火を上げれたらなと思います！」と、今後の意気込みを語った。『似非デレラ』は６月８日・深夜０時より各種サービスにて配信が決定、また『浜ちゃんが！』（読売テレビ）の６〜７月のエンディング曲に起用される。