６月は「プライド月間」とよばれ、ＬＧＢＴＱ＋の権利への理解を深めるイベントが世界各地で開催される。それにちなんで「中村キース・ヘリング美術館」（山梨県北杜市）が、ラグジュアリー・ライフスタイルホテル「Ｗ大阪」（大阪市中央区）とコラボ。期間限定ルームや宿泊プランが登場する。

１９８０年代のアメリカを代表するストリートアーティスト、キース・ヘリング。社会への訴えや内なる苦しみ、希望と自由への思いをシンプルな線や色で描いた彼の絵は日本でも人気が高く、ファストファッションブランド「ユニクロ」や時計ブランド「スウォッチ」などからコラボグッズが誕生するほど。「中村キース・ヘリング美術館」は、そんな彼の作品を紹介する世界で唯一の美術館だ。

今回は、建築家・安藤忠雄がデザインを手がけた２０２１年３月開業のホテル「Ｗ大阪」とコラボ。キース・ヘリングとホテルブランド「Ｗ」は、ともに誕生がニューヨークであり、さらに多様性を認め合う社会への想いも共通していることから実現したという。

ルームには、彼の２つの作品やオリジナルグッズが設置されるほか、作品をイメージしたカクテル（１人１杯）や色を選べる「キース・ヘリング チェア」１脚のお土産が付き、キース・ヘリングの世界観を全身で感じることができる。

期間は６月１日から３０日まで。料金は朝食、コラボレーションカクテル、キースヘリングチェア１脚が付いて、１泊２名１２万円（税サ込・宿泊税別）。