「食の阪神」いよいよ完成、新名物は「スイーツストリート」

2022.4.5 17:15

「スイーツストリート」に出店する「サブレヤ」

(写真12枚)

約7年半をかけておこなわれた「阪神梅田本店」(大阪市北区)の大規模リニューアル。いよいよ4月6日、大黒柱となる地下1階「阪神食品館」の完成をもって全館グランドオープンを迎える。

地下1階フロアは、「惣菜」「生鮮」「酒」「銘店」「和菓子」「洋菓子」の6つのジャンルで構成。なかでも同百貨店が「新たに名物化を狙うカテゴリ」と力を入れる洋菓子ゾーンには、全長100m、ブランド数33の「スイーツストリート」が誕生し、全国初や関西初のブランドが出店するほか、阪神限定商品などが販売される。

プリンの名店が手掛ける新ブランド「CUSTA(カスタ)」<全国初>

60年カスタードと向き合い続けた「モロゾフ」が手掛ける新ブランド「CUSTA(カスタ)」

神戸の老舗店「モロゾフ」から生まれた、カスタードスイーツ専門店。看板商品の「とろけるカスタードクリームのケーキ」(432円)は、一見ごく普通のプリンだが、フォークを入れるとスポンジ、カスタードクリーム、カスタードムース、カラメルソースの4層という仕掛けが。海外土産のような焼き菓子のパッケージにも注目だ。

ワインにも合う◎ ちょっぴり大人な本格チーズスイーツ「ドローリー」<全国初>

メインとなる焼き菓子のほか、「ハニーチーズケーキ」(1944円、冷凍販売)もスタンバイ。

カマンベール、ゴルゴンゾーラ、チェダーチーズなどを使い分け、はちみつの優しい甘さと塩味が絶妙なバランスのスイーツ。フィナンシェやパウンドケーキなどの焼き菓子がメインで、濃厚なチーズの風味が口いっぱいに広がり、チーズ好きも納得のフレーバーとなっている。ヨダレをたらした熊のパッケージは、思わず誰かにあげたくなる。

催事で話題のピスタチオスイーツ初の常設店「ピスタチオマニア」<全国初>

「ピスタチオマニア」初の生菓子はバスクチーズケーキ風。「ピスタチオフォンデュ」(648円)

2021年に誕生した同店では、イタリアの老舗菓子店「BABBI」の高級ピスタチオペーストを使用した芳醇な香りがたまらない。注目は、同百貨店バイヤーの熱烈オファーにより誕生したという生菓子「ピスタチオフォンデュ」(648円)。ずっしりとしたチーズケーキで、ナッツをそのまま食べているかのような濃厚な味わいだ。

厨房併設の焼きたてコーナーや、週末限定のチョコレートも

「アンテノール」焼きたてフィナンシェ(195円)など

「アンテノール」では、店内厨房で焼かれるフィナンシェやレモンパイを販売。外側はカリッと内側はふんわりとした焼きたてならではのおいしさを味わえる。「ヴィタメール」からはベルギー本店のレシピを再現したショコラを日本で初披露(金土日のみ)。

【デビューブランド】ジェルソミーナ、ドローリー、プティナージュ、クラシカ、フリュテリーカノン、カスタ、ピスタチオマニア
【西日本初出店】ラ・メゾン白金グラン、サブリナ、サブレヤ
【デパ地下初出店】太陽ノ塔洋菓子店

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