大阪市内を中心に肉料理店を展開する「萬野屋」（本社：大阪市天王寺区）が、ひとり鍋しゃぶしゃぶ専門店「しゃぶしゃぶ萬野」を「ルクア大阪」内に１月１１日オープン。部位ごとにスライスして厚さを変えた牛肉や約１５種類もの旬野菜を１人１鍋で楽しめる。

同商業施設地下２階や地下街の「ホワイティ梅田」に１人焼肉店「やきにく萬野」、お初天神に「にくや萬野」など、大阪・梅田近辺を中心に肉料理店を展開している同社。今回は、１人１鍋、セットメニューでしゃぶしゃぶが楽しめる「ひとり鍋しゃぶしゃぶ専門店」をオープンする。

おばんざい・肉・野菜・ごはん・〆の麺・デザートが付いたセットメニューは、１４種類がラインアップ。「自分たちが食べたいもの」をコンセプトに選び抜いたという肉には、３０カ月以上長期肥育した未経産雌牛の「極雌（ごくめん）萬野和牛」を中心に、豚肉にはパイナップル粕を食べて育った「南国スイートポーク」などのブランド肉が採用されている。

牛肉は部位ごとに１番合う厚みでスライスすることにこだわり、ヘレは２ｍｍ、歯ごたえのあるブリスケは０.８ｍｍなど、ミリ単位でそれぞれ厚さが異なるという。

また野菜は常時１５種類以上がスタンバイ。定番の白菜やきのこ以外にも、通常しゃぶしゃぶに合わせることがないようなカリフラワーやロマネスコなど、彩り豊かな野菜がサラダのように盛られている。

同社の社長・萬野和成さんは、「しゃぶしゃぶは家でもできる料理。単純なものだからこそ作り込んだ。約３年かけて開発したこだわりのポン酢や胡麻ダレ、スーパーではなかなか売っていない季節の野菜、５種類から選べる〆の麺など、家では味わえないしゃぶしゃぶを味わってもらえたら」と話す。

場所は『ルクア大阪』１０階のルクアダイニング内。営業時間は昼１１時〜夜１１時。

取材・写真／野村真帆