「米国ビルボード」および「ビルボードジャパン」（運営：阪神コンテンツリンク）が１２月１０日、２０２１年年間チャートの受賞楽曲・アーティストを発表。総合アルバム・チャートで、ＢＴＳの『ＢＴＳ，ＴＨＥ ＢＥＳＴ』が１位を獲得した。

全国推定売上枚数、ダウンロード数、ルックアップ数（ＰＣなどでのＣＤ読み取り回数）の３つのデータを合算した同チャート。集計期間中に１０２万２４９７枚を売り上げた同作は、今年唯一のミリオンセールス突破アルバムで、ＣＤセールス１位、ルックアップで６位、ダウンロード７位を記録。続く２位はＳｎｏｗ Ｍａｎの『Ｓｎｏｗ Ｍａｎｉａ Ｓ１』、３位はＳｉｘＴＯＮＥＳの『１ＳＴ』が獲得した。

この結果を受け、ＢＴＳは「『ＢＴＳ，ＴＨＥ ＢＥＳＴ』はＡＲＭＹ（ファンの呼称）と僕たちの思い出が詰め込まれている宝箱のような作品です。僕たちの歌を愛してくださり、このアルバムがこのような光栄な賞をいただけたことに感謝の気持ちでいっぱいです。そして、これからの音楽活動への励みにもなります。ＡＲＭＹのみなさんがいなかったら、このような大きな成果を出すことはできなかったと思います。ありがとうございます」と喜びをコメントした。

ＢＴＳは、総合ソングと総合アルバムのポイントを合算したアーティスト・チャート「ビルボードジャパン アーティスト１００』でも首位に。『Ｄｙｎａｍｉｔｅ』（総合ソング２位）、『Ｂｕｔｔｅｒ』（同６位）、『Ｐｅｒｍｉｓｓｉｏｎ ｔｏ Ｄａｎｃｅ』（同１５位）といったロングヒット曲や、『ＢＴＳ，ＴＨＥ ＢＥＳＴ』（総合アルバム１位）、『ＢＥ』（同７位）、『Ｂｕｔｔｅｒ』（同１７位）など、上位に複数作品がチャートインし、今年のチャートを大いに賑わせた。

「総合アルバム・チャート上半期」
・１位『ＢＴＳ，ＴＨＥ ＢＥＳＴ』ＢＴＳ
・２位『Ｓｎｏｗ Ｍａｎｉａ Ｓ１』Ｓｎｏｗ Ｍａｎ
・３位『１ＳＴ』ＳｉｘＴＯＮＥＳ
・４位『ＴＨＥ ＢＯＯＫ』ＹＯＡＳＯＢＩ
・５位『Ｒｅ：Ｓｅｎｓｅ』Ｋｉｎｇ ＆ Ｐｒｉｎｃｅ
・６位『ＳＯＵＮＤＴＲＡＣＫ』Ｍｒ.Ｃｈｉｌｄｒｅｎ
・７位『ＢＥ』ＢＴＳ
・８位『Ａｔｔａｃｃａ』ＳＥＶＥＮＴＥＥＮ
・９位『Ｏｎｅ Ｌａｓｔ Ｋｉｓｓ』宇多田ヒカル
・１０位『Ｅｄｉｔｏｒｉａｌ』Ｏｆｆｉｃｉａｌ髭男ｄｉｓｍ